<ISPSハンダワールドカップ・オブ・ゴルフ 事前情報◇22日◇キングストン・ヒースGC(7,111ヤード・パー72)>
 いよいよ「ISPSハンダワールドカップ・オブ・ゴルフ」が間近に迫ったが、ワールドカップと日本の結びつきは深い。
ついに初タッグを組むこととなった石川と松山 
 過去3度、日本で開催されているが、1932年、霞ヶ関カンツリー倶楽部で初めて開催された時は中村寅吉と小野光一が優勝し、日本にゴルフブームの到来をもたらした。2度目は1966年、東京よみうりカントリークラブで行われ、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラスの米国チームが優勝。キング&帝王の勝利に大いに沸いた。
 そして3度目は、静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで2001年に行われた。この時は24の国と地域が参加し、日本からは丸山茂樹と伊沢利光が出場。スペインはセルヒオ・ガルシア&ミゲル・アンヘル・ヒメネス、南アフリカはアーニー・エルスとレティーフ・グーセンなど、ビッグネームがズラリ。中でも優勝候補の筆頭は当時の世界ランキング1&3位のペア、タイガー・ウッズ&デイビッド・デュバルの米国チームだった。
 公式練習日2日間と大会4日間の計6日間で、約7万2000人のギャラリーが詰め掛けたこの大会。最終日にトータル24アンダーで南アフリカ、デンマーク、ニュージーランド、米国の4チームが並び、勝負はプレーオフに。米国チームは18番でタイガーが劇的なチップインイーグルを奪取し、1万8000人のギャラリーがこのスーパープレーに熱狂! 御殿場の森に歓声が轟き、コースが揺れたシーンは今でも語り継がれている。
 プレーオフ1ホール目は18番。まず、ここでバーディを奪えなかった米国とニュージーランドが脱落した。2ホール目は14番で行われ、デンマークがボギーとし勝負あり。エルスとグーセンの南アフリカチームが激闘を制した。日本チームはトータル18アンダーの11位タイで競技を終えた。
 最後まで熱戦が続き、ゴルフの面白さが凝縮した試合となった2001年のワールドカップ。翌年(2002年)は同じく伊沢と丸山の日本チームが優勝し、大きな希望をもたらした。日本ゴルフ界にとって、この「ワールドカップ」が節目節目で大きな役割を果たしてきたのは確か。松山英樹&石川遼のコンビには、ぜひとも起爆剤となる3度目の栄冠を期待したい。

【過去12回のワールドカップ優勝チーム】
●2013年/オーストラリア(ジェイソン・デイ、アダム・スコット)
●2011年/米国(マット・クーチャー、ゲーリー・ウッドランド)
●2009年/イタリア(エドアルド・モリナリ、フランチェスコ・モリナリ)
●2008年/スウェーデン(ロバート・カールソン、ヘンリック・ステンソン)
●2007年/スコットランド(コリン・モンゴメリー、マーク・ウォーレン)
●2006年/ドイツ(ベルンハルト・ランガー、マルセル・シーム)
●2005年/ウェールズ(ステファン・ドット、ブラッドリー・ドレッジ)
●2004年/イングランド(ポール・ケイシー、ルーク・ドナルド)
●2003年/南アフリカ(トレバー・イメルマン、ロリー・サバティーニ)
●2002年/日本(伊澤利光、丸山茂樹)
●2001年/南アフリカ(アーニー・エルス、レティーフ・グーセン)
●2000年/米国(デビッド・デュバル、タイガー・ウッズ)
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