(写真=HOTEL109HP)

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“崔順実ゲート”で連日揺れる韓国で、その一大スキャンダルを逆手にとって、おもしろいイベントを行っているホテルが登場した。

韓国ネット民たちは、「黒服の男たちがすぐに駆けつけてくるぞ」「クリスマスイブの12月24日に実行となったら大変なことになるな」などと心配する一方で、「他のホテルは何しているんだ。早く続け!」と好感を示している。

他にも「朴槿恵がベイビーブームを作り出すかも。初めて少子化に貢献するな」などといった皮肉も。

「イブの日だったら…」と心配されるイベント

一体、どんなイベントなのか。

イベント名はずばり、「朴槿恵下野イベント」。もし朴槿恵が大統領の職から引退すれば、その当日は全室の宿泊料を完全無料にするというものだ。

イベントを告知する赤や白の“のぼり”には、「朴槿恵、下野BIG EVENT」と大々的に書かれ、「下野当日、全客室無料」と強調されている。

のぼりに書かれた電話番号でホテル名を調べてみると、釜山の「ホテル109」ということがわかった。宿泊料は5万7000ウォン〜19万5000ウォン(約5700円〜1万9500円)と幅広い。

ちなみに、同ホテルは客室無料のイベントだけでなく、毎週繰り広げられている退陣要求デモにも積極的に貢献している。

というのも、「もっと良い明日のためにろうそくに火を灯せ」というポスターを掲げており、「ろうそく集会に参加されるお客様に無料でろうそくを配っています」と知らせている。

配られているのが普通のろうそくではなく、風が吹いても消えない電気型のろうそくという点からも、本気度がうかがえるかもしれない。

ホテル代表「これがやれること」

同ホテル代表は韓国メディアに「ろうそく集会には参加できないが、子どもを育てる家長として、自分がやれることとして、無料宿泊を決心した」と話していたという。

代表本人が危惧したとおり「宣伝効果を狙ったもの」といった声もあるが、韓国ネット民たちの反応はおおむね好意的のようだ。

朴槿恵大統領は検察の捜査に応じない構えを見せるなど、未だに辞任する様子を見せていない。

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いずれにせよ、同ホテルのイベントは、朴大統領の退陣を望む声が高まっていることを示す、一つの裏付けと言えるのではないだろうか。

(文=S-KOREA編集部)