炎上から1年、性的と批判された『碧志摩メグ』再始動 アニメ化企画開始

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 見た目が性的すぎるとして批判の声をあびた三重県志摩市の非公認観光PRキャラクター『碧志摩(あおしま)メグ』が、炎上から1年、アニメ化プロジェクトをクラウドファンディング・Makuakeを通じてスタートさせた。

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■炎上した1年前 公認撤回署名も行われた

 『碧志摩メグ』は2014年に同市の観光PRを目的に三重県四日市市にあるMARIBONが「海女萌えキャラ」として誕生させた。志摩市では昔から海女による漁が盛ん。現在も現役の海女が多数存在している。

 当初は非公認として活動していたものの、立ち上げから多くのメディアで取り上げられたなどもあり、後に志摩市とMARIBON協議の上「公認キャラクター」という扱いに。しかし、2016年開催の伊勢志摩サミット目前となる2015年10月ころに一部市民から「見た目が性的すぎる」「海女を侮辱している」という批判の声が高まり、当時報道によると現役海女からも批判の声があったという。さらに、同市に対し公認撤回を求める署名活動に発展。テレビ、新聞でも大きく取り上げられいわゆる「炎上」状態となっていた。

 この時批判の声が目立って取り上げられたが、運営側には地元の海女をはじめ、市民のたくさんの方からも「かわいい」「負けずに頑張って欲しい」という声が寄せられたという。

 そこで騒動をこれ以上広げないためにも、MARIBON自らが市に対し公認撤回を申請。11月にそれが受け入れられ、非公認に。騒動を速やかに終息させた。

■活動自粛ぎみとなった1年

 碧志摩メグのプロデューサーであるMARIBONの浜口氏によると、騒動終息した2015年11月以降、伊勢志摩サミットの開催もあって、「ここ1年間の碧志摩メグの活動は自粛気味でした」と語っている。しかし、地道に地元の方との活動は続けており、伊勢神宮付近の施設とコラボするなど少しずつ活動を再開。

 2016年10月には『萌えキャラグランプリ2016』にて、ファン投票で、ご当地キャラ部門、全国2位を受賞。更には学研プラス『アニメディア』編集部から「アニメディア特別賞」にも選ばれている。

■アニメ化で飛躍 現役海女もPRに協力

 そこで1年前の騒動からこれまで地道に積み上げたものをさらに飛躍させ活動の幅を広げられるよう、アニメ化企画を構想。

 浜口氏は「自粛するのではなく、もっと全国の人達に三重県と伊勢志摩をアピールしていきたい」と思えるようになったという。そしてスタートしたMakuakeでのアニメ化プロジェクトでは『碧志摩メグ アニメPV制作』が目標となっている。さらに今回は、現役海女がPRに協力している。

浜口さんと現役海女

 なお、プロジェクトに賛同しアニメ化資金を支援した人に対しては、リターンが用意されている。Makuake限定碧志摩メグ グッズに、三重県志摩市出身でハリウッド帰りの本格派原型師、タナベシン氏が制作する限定30個の特製胸像フィギュア。いずれも支援した人にしかもらえないものとなっている。

 騒動を乗り越え本格再始動した碧志摩メグ。浜口氏は「キャラクターとして、まだまだ未熟ではありますが、その活動がいずれファンや地元の皆さんに恩返しできると信じています。」とこれからの活動について最後に述べている。

(文:宮崎美和子)