子役たちは全員が演技未経験者 (C)Veit Helmer Film-produktion

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 ルートビヒスハーフェン・ドイツ映画祭最優秀子ども映画賞“金のニルス賞”、チューリッヒ映画祭最優秀子ども映画賞ほか、世界50以上の子ども映画祭を席巻したドイツ映画「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」の予告編が、公開された。

 幼稚園を脱走した6人の4歳児と1匹のアカハナグマが“ハナグマ・ギャング団”を結成し、消費者調査会社によって老人ホームに送られた老人たちを救い出そうと奮闘するさまを描く。消費者調査会社が、ある小村を新商品のリサーチを行う“マーケット村”に定め、基準からはみ出した老人たちを老人ホームに強制入居。遊び相手を失った子どもたちは、村が平均的過ぎたために消費者調査会社に乗っ取られたと考え、世界新記録を出して突出した場所にしようとする。

 予告編では、子どもたちが1列に並んでかっ歩するさまや「おじいちゃんたちを返せ!」とたんかを切る勇ましい様子が収められている。老人ホームに絵の具をぶつけ、スーパーの商品を倒すほか、さまざまな乗り物を乗り回して騒動を巻き起こすなど、“悪ガキ”ぶりも存分に描写され、救出劇の結末に期待が膨らむ内容だ。

 「ツバル TUVALU」「ゲート・トゥ・ヘヴン」で知られるドイツの鬼才ファイト・ヘルマーが温かみのあるタッチで園児たちの冒険をユーモラスに描いている。主役の子どもたちは全員がオーディションで選ばれた演技未経験者たちだが、初挑戦とは思えない生き生きとした魅力を放っている。

 「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」は、2017年2月11日から全国公開。