橋下徹氏が訪米中に感じた矛盾「寛容性を口にする人にかぎって寛容性がない」

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21日放送の「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)で、橋下徹氏が、訪米中に感じた矛盾を語った。

番組では「トランプ大統領で日本が危ない?SP」と題して、ドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任によるアメリカや日本の変化について議論した。

橋下氏は、選挙期間中に渡米し現地取材を試みていた。その印象として橋下氏は、差別的な言葉や表現をなくそうとする考え方「ポリティカル・コレクトネス(政治的妥当性)」について、一定は認めるとしながらも、それによって「(アメリカ社会は)もの凄い息苦しい社会」「『トランプ支持』と言ったらね、メディアから総攻撃を仕掛けられる」といい、現地の不自由な状況を明かしたのだった。

その上で橋下氏は、アメリカで痛切に感じたこととして「多様性とか寛容性という言葉を出す人にかぎって、多様性・寛容性がない」と矛盾を指摘する。橋下氏によると、ポリティカル・コレクトネスを重視する人たちは自分たちの考え方を否定されるや否や、「あいつは非人間的だ」「あいつは人間としてどうしようもない」などと「徹底的に感情的に攻撃している」というのだ。

スタジオでは人種差別などをなくすためにポリティカル・コレクトネスは必要だったとの指摘もあったが、橋下氏は「やりすぎて、有権者が困ってること、有権者の不満を吐き出せるような社会になっていない」とアメリカの現状を憂いていた。

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