今から約40年前、文化大革命の混乱が収束した中国は、改革開放路線に舵を切った。日本の映画やドラマが放映され、日本人歌手のコンサートも行われるようになった。今や日本のエンターテインメント情報は、ほぼリアルタイムに中国へと伝わる状況となったが、今の中国における「有名な日本人」とは、一体どんな顔ぶれなのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 今から約40年前、文化大革命の混乱が収束した中国は、改革開放路線に舵を切った。日本の映画やドラマが放映され、日本人歌手のコンサートも行われるようになった。今や日本のエンターテインメント情報は、ほぼリアルタイムに中国へと伝わる状況となったが、今の中国における「有名な日本人」とは、一体どんな顔ぶれなのだろうか。

 中国メディア・今日頭条が20日に掲載した「中国で最も有名な日本人」という記事では、芸術、文化、スポーツの分野で、中国において知名度の高い日本人を7人紹介している。

 1人目は、高倉健だ。記事は、文革終結後に公開された初めての外国映画が彼の主演作であり、当時の中国に大きな影響を与えたと紹介。高倉健の映画を見たことがない若者は増える一方だが、高倉健という名前を知らない人はいないとし、「それは、高倉健が役者という職業を超越した存在だったからだ」と解説した。

 続いて2人目には、同じく改革開放初期に中国でドラマや映画が放映され絶大な人気を集めた山口百恵が、3人目には1990年代に積極的に中華圏で活動して中国大陸でもブームを呼んだ酒井法子が挙がった。そして4人目には、70年代生まれから90年代生まれまで幅広い世代に影響を与えた日本の歌姫として浜崎あゆみが選ばれている。

 ここまで芸能人が続いたが、5人目はスポーツ界から。中国で最も有名な日本人スポーツ選手と言えばやはり、福原愛の右に出るものはいないだろう。その中国人ファンからの愛されっぷりは、日中の友好交流にも大きく貢献するものであると記事は紹介している。

 6人目以降は再び芸能人で、金城武と矢野浩二が選ばれた。特に矢野浩二はまさに今の中国社会において「最も身近で有名な日本の役者」と言えるだろう。今年に入ってからは日本での活動も精力的にこなしており、日本でも知名度が高まりつつある。

 この他にも中国国内で知名度のある日本の芸能人やスポーツ選手は数多くいるはずだ。記事が示した7人は、その中でも特に印象深い人物ということなのだろう。今なお名前の挙がる高倉健、山口百恵といった日本のスターが中国に与えたインパクトの大きさには、改めて感心させられる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)