アニメ「ALL OUT!!」で主人公・祇園を演じる声優の千葉翔也にインタビュー!!

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テレビアニメ、劇場アニメなど、この秋話題の新作アニメに注目し、出演者のインタビューを通して作品やキャスト・スタッフの魅力を紹介する。

【写真を見る】緊張しながらも、千葉は作品やキャラクターの印象、注目のシーンなどについて熱く回答

TOKYO MXほかで放送中のアニメ「ALL OUT!!」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか)は、ラグビー部に入部した初心者の少年が仲間と共に成長する姿を描く本格高校ラグビー青春アニメ。

体格は小さいが負けん気は人一倍強い祇園健次が、神奈川高校ラグビー部に入部。初心者の祇園は、過去のトラウマでラグビーに打ち込めない同級生・石清水澄明ら部員とぶつかり合いながらも、花園という最高の舞台を目指す。

本作で、主人公・祇園を演じる声優の千葉翔也にインタビュー。作品やキャラクターの印象、注目のシーンなどについて聞いた。

――まず、作品の魅力を教えてください。

素直に「勝ちたい」とか「強くなりたい」と言えない高校生らしい、誰でも共感できる悩みを持っているんですが、籠コーチが来たことで指針を得て、そのことを自覚して素直に言えるようになっていくことが成長だと感じました。そこから、彼らが悩みながらも互いにぶつかり合ったり、その悩みにちゃんと答えを持って進んでくれたりするので、見ていて気持ちが良いですし、作品の魅力だと思います。それぞれの個性、関係性があって、最初から“仲が良い”というわけじゃないところがいいんだろうなと思います。

――演じるキャラクターの印象はいかがでしたか?

最初は、熱血で真っすぐなキャラクターだと思いましたが、出演が決まってから原作を読み直した時に、印象が変わりました。ただ言葉がキツイだけではなく、その裏で1年生には1年生への心の開き方、先輩には先輩を敬う気持ちがあると感じました。最初に原作を読んでから、役が決まってから、演じていくうちにと段階的に印象が変わっていき、高校生らしい素直な少年で、どんどん祇園に親しみが湧きましたね。

――演じてみて、難しかったことや意識したことはありますか?

祇園は強気なキャラクターなので、大きな声で騒がしいイメージかなと、最初の収録ではずっとハイテンションな演技をしていました。ですが、監督さんたちに「もっと感情の波があるんじゃないか」というアドバイスをいただいて、「そうだな」と。当たり前のことですが、ただ騒がしいだけではなくて、悩んでいることは低いトーンで表現したり、彼の言いたいことが軽くなりすぎないように意識したりするようになりました。あと、チームメートとの関係性や会話にも注意するようになりましたね。

――細かい部分の関係性や表現にも意識するようになったと?

そうですね。キャプテンは大きな存在なので、キャプテンに対しての感情だったり、石清水に対してキツイことを言っていても、活躍している姿を見て思うところがあったりと、一人一人と違う関係を築いてる部分が見つけられるようになりました。

――収録を通して影響を受けたことはありますか?

キャラクターがすごい練習量なので、生半可な態度じゃ悪いなと思って筋トレをちゃんと続けるようになりました(笑)。もともと運動は得意じゃないので、遊びでも今までなら遠慮していたのを、楽しいなら積極的に参加しようと思えたり、収録中も考え込むことが多かったんですが、皆さん先輩なのでとりあえずがむしゃらにやってみようと思ったり、前向きに捉えられるようになりました。

――では、これまでを振り返って印象に残っているシーンはありますか?

初めて試合に出るシーンが印象に残っています。祇園が「何も分からないし、何もできないけど、勝ちたい」という思いを口にして、これまでいがみ合っていた江文にどうしたら勝てるか素直に相談するところや、「俺がやってやるんだ」という頼もしい一面も見えて、祇園がチームのみんなを鼓舞して、いい意味でかき回すポジションなんだなと実感しました。

――今後、注目してほしいシーンは?

直近だと、第10話の大原野と祇園のやりとりのシーンですね。二人は経験者と初心者という違いからラグビーに対して違う思いを持っているんですが、1年生という対等な立場で祇園が素直な意見を言うことで、大原野の気持ちに影響を与えることになります。それに、1年生同士のやりとりがあまりなかったので、演じていて楽しかったです。