「ブラインド・マッサージ」ポスター

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 第64回ベルリン映画祭銀熊賞を受賞した、ロウ・イエ監督の「推拿(すいな)」が、邦題「ブラインド・マッサージ」として2017年1月14日の公開が決定、予告編がお披露目された。南京の盲人マッサージ院を舞台に、生きることの希望と絶望を描き、視覚障害者の視点を体感するような映像と、濃密な人間関係が展開する。

 ベルリンのほか、台湾の第51回金馬奨では作品賞を含む6冠、第9回アジア・フィルム・アワードで作品賞と撮影賞など、数多くの賞を受賞した本作は、ビー・フェイユィによる中国のベストセラー小説が原作。ロウ・イエ作品常連の実力派チン・ハオとグオ・シャオトンのほか、日中共同製作「空海 KU-KAI」(チェン・カイコー監督)の主演に染谷将太とともに抜擢された新星ホアン・シュエンが、マッサージ師を演じている。

 多くの盲人が働く南京のマッサージ院。幼い頃に交通事故で視力を失い、「いつか回復する」と言われ続けた若手のシャオマー、結婚を夢見て見合いを繰り返す院長のシャー、客から「美人すぎる」と評判の新人ドゥ・ホン。ある日、マッサージ院にシャーを頼って同級生のワンが恋人のコンと駆け落ち同然で転がり込んできたことで、それまでの平穏な日常が一転する。

 「ブラインド・マッサージ」は2017年1月14日アップリンク渋谷、新宿K 's cinemaほか全国順次公開。