21日、韓国メディアによると、福島第1原子力発電所の事故以降に韓国への輸入が全面的に禁止されていた福島県など近海の魚を、韓国に持ち込み販売していた輸入業者が逮捕・起訴された。写真は韓国の市場。

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2016年11月21日、韓国・聯合ニュースなどによると、福島第1原子力発電所の事故以降に韓国への輸入が全面的に禁止されていた福島県など近海の魚を、韓国に持ち込み販売していた輸入業者が逮捕・起訴された。

釜山地検は同日、食品衛生法違反の容疑で53歳の男を逮捕・起訴したことを明らかにした。男は13年9月から輸入が全面禁止となった福島など8県の近海でとれたスケトウダラの稚魚を、輸入が可能な北海道近海産と偽装し韓国に持ち込んだ疑いが持たれている。検察によると、男は14年4月から今年7月までに3回にわたり、スケトウダラの稚魚370トン、市価5億3300万ウォン(約4980万円)相当を持ち込み国内で販売していた。これらの魚は国内の流通業者を通じ加工された後、一般に販売され、すでに全量が消費されたとみられている。スケトウダラの稚魚は、韓国では干物にして酒のつまみに供されることが多い。

男は検察の取り調べで「輸入が禁止されて以降は中国産を輸入し販売していたが、国内の流通業者から日本産を買いたいと求めがあったので犯行に及んだ」と供述している。検察関係者は「日本で発行された原産地証明書類を捏造(ねつぞう)した場合、当局では実際の産地確認が難しい点を狙った犯行」と話している。

事件を受け、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「全量消費…僕らに何てものを食べさせてくれるんだよ、情けない政府め」
「370トンの中には、スケトウダラ好きの僕が食べた分もあるはず…」
「がん患者が急増している理由はやっぱりあるんだ」

「それを売った日本人はどれだけ僕らをせせら笑っただろう」
「果たしてスケトウダラだけかな?」
「ずいぶんスケトウダラを食べちゃったけど…どうりで安かったわけだ。もう二度と食べないぞ」

「こういうことがあるから海産物は最初から食べないことにしてるよ」
「他のことも駄目だけど、放射能のことでふざけるやつは即刻死刑にすべき」
「完全なカモ国家」
「冷蔵庫に保管していたら、冷蔵庫も放射能で汚染されてるかも」(翻訳・編集/吉金)