「空海 KU-KAI」に出演する阿部寛 (C)New Classics Media Corporation
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 巨匠チェン・カイコー監督、染谷将太主演の日中共同製作映画「空海 KU-KAI」に、阿部寛が出演していることがわかった。遣唐使として第9代皇帝・玄宗に仕えた安倍仲麻呂(一般的には阿倍仲麻呂、原作に忠実な役名)を演じる。さらにこのほど、阿部が大勢のエキストラに囲まれている劇中カットがお披露目された。

 映画は、ベストセラー作家・夢枕獏氏が執筆した累計発行部数65万部の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(全4巻/角川文庫・徳間文庫)を原作に、150億円を投じて製作。遣唐使としてやってきた若き日の空海(染谷)が、詩人の白楽天(ホアン・シュアン)とともに、唐の首都・長安を揺るがす巨大な謎に挑むさまを描く。2人は謎の核心へ迫るなかで仲麻呂の足跡をたどることになる。

 仲麻呂は、唐で司経局校書、左拾遺、左補闕(さほけつ)など重要な職につき、唐詩人らと交流。その後、帰国の途に着くが、船が難破し、死去するまでの約50年間を中国で暮らした。阿部は、「彼はとても優秀で、玄宗皇帝からとても信用を得た人であり、そんな凄い人を僕は演じさせていただいています。本を色々読んだら、魅力的な人であって容姿的にもカッコいい人だったみたいですね」「敬意を表するとともに幸せなことだと思い一生懸命頑張ります」と意気込みを語る。

 さらに、「俳優人生の中でもこんなスケールの作品に出演するのは初めてです」「凄くこだわって1日ワンカットしか撮れない日もありますが、そのような撮影をしているチェン・カイコー監督を尊敬しています」と作品の規模の大きさと巨匠との仕事に感激している様子のコメントを寄せている。

 「空海 KU-KAI」は、染谷、シュアン、阿部と松坂慶子が共演する。2018年に公開予定。