20日、台湾出身の女子大学生が、留学先のアイスランドで滞在許可証を申請した際、国籍欄に「中国」と記されたことに不満を示し、「台湾」に訂正するよう求めたところ、3カ月後に新しく発行された許可証で「無国籍」とされたことが分かった。

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2016年11月20日、台湾出身の女子大学生が、留学先のアイスランドで滞在許可証を申請した際、国籍欄に「中国」と記されたことに不満を示し、「台湾」に訂正するよう求めたところ、3カ月後に新しく発行された許可証で「無国籍(STATELESS)」とされたことが分かった。観察者網が伝えた。

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台湾・東森新聞によると、女性は、国籍欄に「中国」と記されたことを受け、移民当局に3通のメールを送ったが返答がなかった。そこで当局に出向くと「台湾は国家ではない。どうすることもできない」と回答されたという。

女性が、アイスランドの移民当局と台湾の駐デンマーク代表処(台湾はアイスランドに代表処を設けていない)などに3カ月に渡って足を運んだ結果、新しく発行された滞在許可書の国籍欄は「無国籍」に、出生地は「高雄」から「台湾」に訂正されていたという。女性は「無国籍とされたことは、台湾は中国の一部ではないという自分の申し立てが認められたと受け取れる。半分成功と言えるかもしれない」とやるせなさをにじませた。

聯合早報によると、台湾外交部は、この問題について、国籍が正しく反映されるよう代表処に対応を指示したことを明らかにした。(翻訳・編集/柳川)