王貞治さん、台湾の新人投手を激励=台中でチャリティー試合

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(台中 21日 中央社)台湾OB選抜と巨人OB選抜によるチャリティー試合が20日、台中市内で開催された。台湾でも高い人気を誇る王貞治さんは、巨人チームとして参加。巨人からドラフト7位で指名され、試合前のセレモニーに登場した台湾の廖任磊(リャオ・レンレイ)投手は王さんから「練習は大変だが、頑張って」とエールを送られたことを明かした。

王さんは背番号「1」のユニホーム姿で登場。7回に代打として打席に立つと、数千人の観客は総立ちになり、大声援が起こった。故郷の台湾で打席に入るのは1968年の巨人春季キャンプ以来、48年ぶり。全力でスイングするあまり、地面に尻を着いてしまう場面もあったが、華麗な一本足打法を披露し、観客を魅了した。結果は三振に終わったものの、球場は拍手に包まれた。

王さんと直接対決をした元西武の郭泰源さんは、マウンドで王さんの一本足打法を見たのは初めてだったといい、「直視できなかった。キャッチャーだけを見ていた」と告白。今回の機会は「一生忘れられない」と話した。

試合後に王さんは「46年前と比べ、台湾野球は多くのファンが来場するようになった。私を知らない子供たちも応援してくれてうれしい」と語り、「台湾の野球人口が今後も増加し続ければ」と発展を願った。

試合結果は15−11で巨人OBが逆転勝ちした。

(林宏翰/編集:名切千絵)