空港のトイレに新生児置き去り(出典:http://metro.co.uk)

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飛行機での旅。乗継便までの時間があまりない時には誰もが焦ってしまうことだろう。このほど「乗り継ぎのフライトを逃したくない」という理由で、27歳の女が空港のトイレ内で出産、産まれた赤ん坊を置き去りにするという驚愕のニュースが各英紙で報じられた。

事件はオーストリアのウィーン国際空港のトイレで起こった。ナイジェリア出身の27歳の女子学生(名前は明らかにされず)が、ベラルーシ共和国のミンスクから米ワシントンD.C.に向かう途中、乗り継ぎとなったウィーン国際空港のトイレで出産、産まれたばかりの赤ん坊をビニール袋に入れてトイレのゴミ箱に捨てたのだ。

トイレの清掃職員が袋に入った赤ん坊に気付き、救急車と警察に連絡した。赤ん坊はすぐに病院に搬送されたが翌日10日に死亡した。トイレでの出産後、待合室で出血した状態で横になっていたこの女子学生も病院へ運ばれたが、「赤ちゃんはすでに死んでいた」と繰り返し話しており、警察の取り調べにも精神的に不安定な様子を見せているという。

悲劇は11月9日の夜に起こっており、夜間のフライトは本数が少ないために空港内にはあまり人がいなかった。女子学生の発見が遅れたのはそのためだろうと見られている。

乗継便に遅れたくないという理由で赤ん坊をトイレに産み落とした女子学生は、どちらにしても乗継便に乗ることはできなかった。検察官のフリードリック・コーヘル氏は、この女子学生は乳児殺害容疑で起訴されるだろうと述べている。

赤ん坊の遺体は検死解剖にまわす予定となっている一方で、母親の女子学生は回復の兆しを見せている。オーストリアの法律ではこうした事件の場合、6か月から5年の実刑が言い渡されるという。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)