19日、中国とマレーシアが共同で建設するマラッカ海峡最大の貿易港について、軍事目的との分析記事を掲載したシンガポール紙に中国官制メディアが反発している。

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2016年11月19日、参考消息網によると、中国とマレーシアが共同でマラッカ海峡最大の貿易港を建設する。

9月1日、マレーシア・KAJD社と中国電建集団国際工程有限公司はマラッカ・ゲートウェイ共同投資契約に関する覚書を取り交わした。総投資額は300億リンギット(約7550億円)超。大規模な埋め立てとカレー島とを使って新たに巨大港湾を建設する計画だ。現在、マレーシア最大の港湾であるクラン港の第3のターミナルとして活用される予定で、2019年の完成が予定されている。

この計画に疑念を呈したのがシンガポール英字紙ザ・ストレーツ・タイムズだ。14日掲載の記事で、軍事的要衝のマラッカ海峡での港湾建設は軍事利用を狙っており、将来的には海軍が駐留すると予測している。これに対し、中国中央テレビ(CCTV)は18日、マラッカ・ゲートウェイは純粋に経済目的だと反論した。ただし人道支援のための軍艦派遣などのケースでは補給地として使われることもあると指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎)