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テレノイド計画は、 大阪大学基礎工学部・石黒浩教授が開発したコミュニケーションロボット「テレノイド」について、一般の介護家庭や医療機関での利用機会を提供する目的で、「在宅療養者体験モニター第1期・第2期」の募集を行うことを発表した。参加費は3000円。

「テレノイド」は、インターネット通信を使った会話ロボット。遠隔操作で音声と動きを操作することができる。一見して顔つきに違和感を覚える人は多いが、これは見る人の想像力を引き出す造形で、実際に使うと人間らしさを感じながら会話をすることができるという。

会話はAI(人工知能)や自動応答によるものではなく、オペレーターが対応する。外部オペレーターのほか、 家族や医療者による操作も可能。これまでの利用例では孫を抱いているかのような気持ちになる人も多く、認知症状や自閉症と診断された人の中でテレノイドに興味を持ち、 会話をしたい気持ちになる人もいたとのこと。

現在、テレノイドは日本科学未来館にて常設展示されているため、来場すれば誰でも利用することが可能。今回のモニター募集は、在宅で療養生活をしている高齢者に向けた体験機会の提供としては初めての規格となる。なお、 モニター応募ことによって、本体の購入や有償サービス継続利用の勧誘を受けることはない。

なお、モニター実施期間はすでに開始している第1期(〜11月27日)、第2期(12月1日〜8日)ともに、期間内に1泊2日で貸し出す(日数追加は有料で可能)。貸し出し地域は東京都港区限定となっているが、隣接エリアは要相談とのこと。募集件数は先着5名程度。費用には1泊2日のテレノイドの貸し出し、周辺機器等の付属備品(服、 操作用PC、 マイクセット、 ポケットwifi、 保持用のテーブルセット型の椅子)、有料オペレータサービス 1セット(10分×3回)が含まれる。応募はテレノイド計画のWebサイトに設置された「テレノイド レンタル・購入申し込みフォーム」より行う。