18日、中国政府の新基準発表により、都市部において日常的光景となっていた「女性用トイレで順番を待つ長蛇の列」が解消される見通しとなった。

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2016年11月18日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国政府は不足が続く女性用公衆トイレの問題解決に向けた抜本的改革を発表した。新基準の発表により、都市部において日常的光景となっていた「女性用トイレで順番を待つ長蛇の列」が解消される見通しとなった。

中国政府の都市計画・管理を担当している住房城郷建設部が発表した公衆トイレの新たな設計基準で、女性用トイレと男性用トイレの比率は、人の密集する地域では2対1に、それ以外では3対2と改正され、女性用トイレが大幅に増やされることとなった。

11月19日の「世界トイレデー」に合わせて発表され、12月1日から施行される。同部は公衆トイレの使用に関する綿密な調査研究を通じて、新基準を制定したという。

NPO団体によると、公衆トイレの平均使用時間は、男性の39秒に対し、女性は89秒。北京や天津、広州などの都市部では、公衆トイレは男性用ばかりだと指摘されていた。

地方政府の中にはすでに独自に対応していたところもある。広東省南部の珠海市ではトイレの男女比率を3対2としている。浙江省杭州市では有名観光地である西湖周辺のトイレは女性用が男性用の2倍の数設置されている。(翻訳・編集/岡田)