■白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第33回 〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

【より安定感、正確性のあるアプローチをするために】

内藤雄士コーチ(以下内藤):前回のレッスンでは実際に芝の上でアプローチをしてもらいました。室内での練習の成果が出ているせいか、意外と違和感なく打っていたように思いましたが、どうでしたか?

白石あさえ(以下白石):本当ですか? でも、あんなにカップが近いのに、全然入らないんですよ。

内藤:(笑)。アプローチではそんなに簡単には入らないんですよ。距離が近いからこそ難しい。多くのアマチュアがアプローチを苦手にしている理由は、小さい動きほど反復させることが難しいからなんです。

白石:そうなんですね。全然カップに入らないから、"悔しい"って思っちゃいました(笑)。

内藤:今回は引き続きアプローチのレッスンですが、さらに正確性を上げるために、フェースにしっかりボールを乗せる動きをマスターしましょう。

白石:ボールがフェースに乗るんですか?

内藤:そういう表現をします。実際は一瞬のことなので、乗り続けるわけではないですが、ボールに対していい角度でインパクトを迎え、振り抜くことができれば、フェースに乗っている感覚でアプローチができます。結果、距離感のコントロールがしやすくなります。

白石:わかりました。ボールを乗せる方法、教えてください。

内藤:白石さんを含めたアマチュアの多くは右利きで、右手が悪さをします。具体的に言うと手首を使い過ぎてしまうことで、そうではなく右手首の角度をキープしたまま動きをマスターするのが今回のテーマです。アプローチのような小さい振り幅のスイングこそ、右手が邪魔をしない動きが必要になります。そこで右手のひらをグリップせずに、シャフトの真横からあてがうようセットします。その状態で実際にスイングしてみてください。

白石:左手だけで振っている感じですが。

内藤:そうです。右手がよい動きの邪魔をしないので、軌道が安定して、反復性が高まるんです。

白石:なかなか難しいですね。

内藤:注意したいのはインパクトからフォローにかけて、手元が体から離れないようにすることです。手が前に出ると、入射角もバラバラになります。イメージですが、右手がインパクトからフォローにかけてターゲット方向へ、左手はそれとは真逆にターゲットと反対方向に動かす感じです。左右の手をインパクトからフォローにかけてクロスするようなイメージです。

白石:何回かに1回はうまく当たるようになりました。その時に手に伝わってくる感触が気持ちいいのはわかります。もっと頑張って練習します!

●右手首は使わず、手のひらで押し出すように

まずは右手のひらをシャフトの真横からあてがうようにセットする。

手元に注目! グリップを握らず、そのまま右手のひらでシャフトを押すようにスイングする。

フォローで手が体から離れないように注意。手首の角度がキープできれば、フェースにボールが乗る時間が長くなり、スピン量や距離が安定する。

左右の手をスイング中に逆方向に動かすイメージ持つことで、クラブに適度なテンションがかかり続けるので、軌道が安定する。

(つづく)

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164僉B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato