16日、韓国・テレビ朝鮮は、韓国に暮らす外国人が200万人を超えた中、外国人に対する偏見や差別がいまだ根強い実態を伝えた。写真はソウル・明洞。

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2016年11月16日、韓国・テレビ朝鮮は、韓国に暮らす外国人が200万人を超えた中、外国人に対する偏見や差別がいまだ根強い実態を伝えた。

外国人リポーターが差別の実態検証にまず向かったのは、ソウルの中でも外国人が多く行き交う街・梨泰院(イテウォン)。韓国に暮らすマレーシア出身の男性2人が「実験」としてあるクラブに入ろうとすると、入り口で止められてしまった。「けんかが起こるかもしれないため、外国人客は受け入れていない」というのだ。クラブで遊ぶ若者たちが多い弘大(ホンデ)も同様、こちらのクラブ店員は「韓国語がうまくないので入れません」「韓国人のように韓国語が完璧でないと駄目です。以上!」とひどく横柄だ。

どちらも入り口に外国人の入店に関する表示らしきものはなく、身分証の確認もない。ただ顔を見ただけで追い払うという理不尽な対応だが、肌の色に関係なく外国人の誰もが日常的にこうした目に遭っているという。

クラブだけではなく、多くの人が利用する一般の銭湯も差別行為がよくみられる。記事は、「中国人でなければ来ても構わない」と答えた銭湯や、外国人の来店について「社長が来たら聞いてみる」などと回答を渋った銭湯を例として伝えた。

あるアンケート調査では、韓国人の32%が「外国人労働者とは隣人として付き合いたくない」と回答している。これは米国の14%、オーストラリアの11%と比べてはるかに高い。こうした傾向は記事に対する韓国人ネットユーザーの反応にもうかがえ、記事には次のようなコメントが寄せられた。

「韓国国内で韓国人を出入り禁止にしてる店はどう説明する?」
「梨泰院には韓国人が入れない居酒屋やクラブもあるよ」
「外国での韓国人禁止は良くて、韓国での外国人禁止は駄目なのか?」
「嫌なら帰ってくれてもいいのに」

「外国人だから嫌いだとか差別しているわけじゃなくて、ほとんどの外国人が教養がなくてマナーを守らないからだよ」
「外国より人種差別がひどいとは特に思わないけどね」
「そっちの国での韓国人の扱いはどうなんだよ?」

「外国では韓国人を差別してるじゃないか。韓国人は外国人に対してとても友好的だよ」
「他人の国に来たらその国の言葉で話せよ!それが最低限の礼儀だ」
「商売する方には“売らない権利”がある。売る方が“売らない”と言ってるのに文句が多いな」(翻訳・編集/吉金)