パーソン・オブ・インタレスト

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米CBSの犯罪予知アクションドラマ『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット<ファイナルシーズン>』のブルーレイ&DVDが、11月23日(水・祝)にリリースされる。そこで今回は、クリエイターのジョナサン・ノーラン(『ダークナイト ライジング』)と、ショーランナーのグレッグ・プレイグマンが米Deadlineに明かしたドラマ秘話をご紹介しよう。

当初はシーズン6への更新も検討されていたというが、最終的にシーズン5の製作途中で終了が決まった。この決定について、ノーランは、「シーズン5の撮影中、CBSとの話し合いをする中でこれが僕たちの最後になると感じていた。だからこそ、僕らのためにも、そしてファンのためにも納得できる最後に仕上げる義務があると思ったんだ。グレッグと脚本のデニース・テ、ドラマのスタッフたちは、素晴らしいアプローチで結末へのストーリーを描いてくれた。もっと続けていきたいと願っていたが、この終幕を作り上げたことを誇りに思っているよ」と、途中で決まったことであってもスタッフが一丸となったことで満足できるフィナーレになったと答えた。

ノーランによれば、企画立ち上げ時から『X-ファイル』や『NYPD BLUE 〜ニューヨーク市警15分署』を参考にし、"シリーズを通して追及していくミソロジー(神話)"と、"各エピソードで完結する事件"の両立を目指していたとのことで、「『X-ファイル』は本当にモデルになっていて、僕らはこのドラマをどんなふうにスタートさせるかよく話し合った。フィンチ(マイケル・エマーソン)が開発した"マシン"がこのドラマのミソロジーで、一歩門の中に入ればみんなが知りたいと思うような物語が待っているようにしたかったんだ」と、製作過程を明かした。

また、このドラマの主軸となっているのは「人工知能」だが、本作は人工知能が話題となる前から製作されただけでなく、このテーマについてネガティブな意見が多い中で"人々を助ける役割"として取り上げた。「このドラマを作ろうと思ったきっかけの1つが、人工知能を悪いものとして描く映画やドラマがあまりにも多かったことなんだ。僕は、人工知能は長い間お化けのように扱われてきたと思っている。イメージを変える他の見方を示したかった。このドラマはそのきっかけになったはずだ」と、ノーランはそのきっかけを明かしている。さらに、イメージを払しょくするという点においては、ノーランが手掛けた『ダークナイト』(『バットマン』シリーズ)からもヒントを得ていたといい、同じヒーローでも人々を助け称賛されるスーパーマンに比べ、どうしても暗いイメージが付きまとうバットマンをどうにかしたいと思い続けてきたことが今回の発想につながったようだ。

『パーソン・オブ・インタレスト』ファイナルシーズンは11月23日(水)リリース。(海外ドラマNAVI)