池松壮亮(左)が演じる森田鉄雄の原作者
描き下ろしイラスト(右) (C)テレビ東京 (C)福本伸行

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 人気漫画家・福本伸行氏の「銀と金」が、池松壮亮の主演で実写ドラマ化されることが決まった。テレビ東京「土曜ドラマ24」枠での放送で、「デスノート Light up the NEW world」ほか話題の映画に引く手あまたの池松とっては、今作が民放の連続ドラマ初主演作となる。

 原作は、「カイジ」や「アカギ」で知られる福本氏が1992〜96年に手がけ、ファンの間では、福本作品の最高傑作と評判の一作。何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた主人公の森田鉄雄(池松)が、金がすべての裏社会を仕切る大物フィクサー・平井銀二に出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちから多額の金を奪い取っていく姿を描く、勧善懲悪型のエンタテインメントだ。

 池松は「原作のもつパワーに圧倒され、この度、連続ドラマ初主演という大役を務めさせて頂くことになってしまいました。30分×12話という長い時間をかけて、まだ何者でもない森田鉄雄という男が何に絶望し、何に出会い、何を想い、何に挑むのか。ゆっくりと探していけたらと思っております」と、今作で連続ドラマに主演することになった心境を告白。「 “ちょうど良さ”が主流となってしまったこの時代に逆らって、勝つか負けるか、1カ月半このチームで突っ走ってみようと思います」と意気込んでいる。

 また、原作者の福本氏は、「『銀と金』は、麻雀漫画以外で、僕が初めて評価を得た漫画です」と述懐。そんな思い入れのある作品が、テレビドラマ化されることについて「森田鉄雄役を池松壮亮さん。また、平井銀二役を、とあるいぶし銀俳優! この素晴らしい2人のタッグで、テレビドラマ化! 僕の人生に、またひとつ、僥倖(ぎょうこう)が舞い降りました」と喜んでいる。

 なお、平井銀二役の俳優はまだ明かされていないが、福本氏推薦のキャスティングが実現しているという。監督は、映画「ホームレス中学生」「ロボコン」の古厩智之、ドラマ「天皇の料理番」「とんび」の中前勇児。17年1月から、テレビ東京系列の毎週土曜日深夜0時20〜50分放送。