夜空を見上げてホッとひと息。そんな瞬間を日中でもと、近ごろ天体をモチーフにしたグッズが人気となっている。

 冬の夜空は美しく、見ているだけで結構心が和むもの。そして、最近は夜空の主役である天体をモチーフにしたグッズが注目を集めている。

 「星空の封筒(966円・税込、1枚)」は、星空を見上げる機会のない人たちに、星空を贈るをコンセプトに考案された。封筒のなかは二重で、トレーシングペーパーと細かく穴があいた黒い紙で構成されている。封筒を開封して中身を取り出したら、次は封筒を持ち上げ、封筒の底を上にして見上げるようにのぞき込む。すると、そこに広がるのは小さな夜空。トレーシングペーパーで幾分やわらいだ外の光を受け、黒い紙の穴部分はまるで星座のようにまたたく。シンプルな仕掛けだが、納得の美しさ。のぞいた後は、今度は大きな夜空も。そんな気分にさせてくれる商品だ。販売は福永紙工(東京都立川市)。

 こだわりと知識が詰まっているのが、天体望遠鏡のメーカーであるピクセン(本社:埼玉県所沢市)が考案したネックレススタイルのアクセサリー「宙(ソラ)ジュエリー」。誰もが学生時代に理科の授業で学び、実際の夜空での確認が容易な星座と天体、天体の現象を10種類展開している。例えば星座はオリオン座など7つ。星座の並びが忠実に再現され、明るさ(等級)もストーンの大きさで表現するなど、なかなかの凝りようだ。身につければ、どこまでリアルか実物と比較してみたくなりそう。オープン価格で参考価格は1,600円・税別。

 神秘的な月を描いた「月のマスキングテープ」もある。こちらは2種類用意されており、ひとつは満ち欠けといった月の形の変化を、世界各国から見上げるをテーマにした「月のかたち」。もうひとつは、月の表面の模様を世界各国では何に例えるかをデザイン化した「月のもよう」。日本では「ウサギ」だが、ヨーロッパでは「ロバ」と、ところ変われば同じ月の模様でも見方は千差万別。今宵は満月か、またウサギはロバに見えるのかと、実際の月を見て確認したくなりそうな一品。この商品を手がけたのは、新日本カレンダー(本社:大阪府大阪市)。価格は各480円・税別。

 星空がきれいに見える寒い時期には、昼間は天体モチーフのグッズで、夜は本物の夜空で心の疲れを取るのもよさそうだ。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]