20日、トランプ氏は共和党候補指名争いの際に、中国製品に最大45%の輸入関税をかけると発言していた。これに関して米メディアはトランプ氏が中国に高額な関税をかけられない理由について報じた。資料写真。

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2016年11月20日、米国の次期大統領であるトランプ氏は、これまで中国に強硬姿勢を見せており、中国ではトランプ氏の対中政策に注目が集まっている。トランプ氏は共和党候補指名争いの際に、中国製品に最大45%の輸入関税をかけると発言していた。これに関して米メディアはトランプ氏が中国に高額な関税をかけられない理由について報じた。環球時報が伝えた。

米誌・フォーブスは、「米国が中国に高額関税を実施した場合の米国経済への影響についてすでに多くの人が指摘しているが、トランプ氏が高額関税を実施できない理由が経済への影響以外にもう1つある。それはレアアースだ」と報道。それによると、米国の国防は世界をリードする技術や設備をいくつも保有しているが、その国防やハイテク技術を支えているのがレアアースである。

15年、レアアースの総生産量のうち95%以上を中国が占めており、米国とは桁違いの生産量と備蓄量を誇っている。仮に中国がレアアースの生産量を減らすか、輸出中止を行った場合、米国製造業と経済に与える影響は計り知れない。米中の経済関係はトランプ氏が考えている以上に複雑だ。(翻訳・編集/内山)