優勝を決めキャディと喜びを分かち合うブルックス・ケプカ(撮影:米山聡明)

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<ダンロップフェニックス 最終日◇20日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 大会レコードとなる21アンダーで池田勇太との激闘を制したブルックス・ケプカ(米国)。平均飛距離全体2位(1位はジャスティン・トーマス)の飛距離に加えて、グリーン上でも安定感を見せた26歳はどんな表情でティオフへの準備を整えたのか。PGAツアーでも今後さらに飛躍が予想される飛ばし屋の最終日スタート前練習に密着した。
ケプカと池田の激闘!「ダンロップフェニックス」をフォトでプレイバック
 スタート時刻9時50分の1時間前に練習場へと姿を見せたケプカは、ドライビングレンジに打席を確保するとパターとボール3球を手にパッティンググリーンに移動。パット練習からウォームアップをスタートした。ちなみに、同じく海外招待選手のジャスティン・トーマス(米国)も入念なパット練習からスタート。一足先に練習場入りした池田勇太はいつも通りショット練習で体を温めた。
 グリーンで複数ライン、距離を練習した後はドライビングレンジに移動して、52度のウェッジで50ヤードから80ヤードのターゲットにボールを落としていく。クラブの入りを入念に確かめると、9番から奇数のアイアンを段階的に練習。3番アイアンはこの日の最終18番のセカンドショットで使用したナイキの「ヴェイパーフライプロアイアン」。黒塗りの一本はユーティリティ代わりのロングアイアンとしてやさしめのヘッドを採用している。
 その後、ドライバーを握って7球、ギャラリーのどよめきを誘う豪打を練習場に響かせると、試合を想定するように7番からまた段階的に短いアイアンを打ってアプローチグリーンへ移動。15ヤードから30ヤードを一定のリズムで打って、ティグラウンド付近のパッティンググリーンに移動した。最後はショートパットを中心に20球。1メートルをしっかりカップインさせるまで調整して拍手の中1番ティへ足を向けた。
 1番のティショットは練習では使用しなかった3番ウッドを使ってフェアウェイをキープ。スタートホールのクラブを練習する選手もいるが、ルーティンを大事にするケプカは淡々といつも通りの工程を消化した。池田に一時は並ばれるも「焦りはなかった。ただ最後にバーディを獲ることだけを考えていたんだ」と乱れることのなかった精神面の強さも、こうした日々の積み重ねで培われている。
【ブルックス・ケプカの試合前練習内容】
8時50分〜パッティングリーン
パター:27球
9時05分〜ドライビングレンジ
ウェッジ 52度:12球
9番アイアン:8球
7番アイアン:5球
5番アイアン:6球
3番アイアン:5球
ドライバー:7球
7番アイアン:5球
9番アイアン:5球
ウェッジ 52度:6球
9時25分〜アプローチグリーン
ウェッジ 60度:15球
9時40分〜パッティンググリーン
合計:121球
9時50分 ティオフ

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