1983年に発売され国内外で6000万台以上販売された任天堂の「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」が、小型化し「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」として2016年11月10日にリリースされました。手乗りサイズに小型化されたニンテンドークラシックミニは1983年〜1993年までに発売された30タイトルのソフトが搭載されているとのことで、実際にプレイしてみました。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ|任天堂

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当時のファミコンを思い出させるデザインのパッケージ。



ファミコン世代の人ならファミリーコンピュータのロゴの懐かしさにもだえそうです。



ニンテンドークラシックミニは小型化しているということで、パッケージも片手で持てるサイズ。



裏面には収録タイトルが記載されています。収録されているのは「スーパーマリオブラザーズ」「マリオブラザーズ」「ドンキーコング」「アイスクライマー」「エキサイトバイク」「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」「ダウンタウン熱血物語」「バルーンファイト」「イー・アル・カンフー」「パックマン」「魔界村」「グラディウス」「ソロモンの鍵」「つっぱり大相撲」「スーパーマリオブラザーズ3」「ファイナルファンタジーIII」「ギャラガ」「ドクターマリオ」「アトランチスの謎」「星のカービィ 夢の泉の物語」「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」「ゼルダの伝説」「メトロイド」「悪魔城ドラキュラ」「リンクの冒険」「忍者龍剣伝」「マリオオープンゴルフ」「スーパーマリオUSA」「ダブルドラゴンII The Revenge」「スーパー魂斗羅」で合計30タイトル。



箱をパカリとオープン。



中にはニンテンドークラシックミニ本体、HTMIケーブル、micro-USBケーブル、取扱説明書などが入っていました。



取扱説明書も当時のデザインを踏襲しているというこだわりっぷり。



コレがニンテンドークラシックミニ。見た目はファミコンそのままです。



電源ボタン・スライド式のカートリッジ取り出しボタン・リセットボタンを搭載。



カートリッジ取り出しボタンは固定されていて当時のように動かすことはできません。



また、カートリッジを差し込み口にある赤いカバーもパカパカと開くことはできない仕様になっています。



コンローラーを両側面にはめこんで収納できるのはファミコンと同じ。



底面は真っ赤。



前面。



背面にはHDMIポート・micro-USBポートを搭載。



左側。



右側。



ニンテンドークラシックミニをiPhone 6s Plusと並べると、縦の幅はニンテンドークラシックミニの方がiPhone 6s Plusよりも短いことがわかります。



厚みはiPhone 6s Plusが5台分くらい。



手に乗るサイズなので、カバンの中にもすっぽり収まりそう。ゲームは本体に収録されており、カセットが必要ないので、友人宅や旅行先にも手軽に持っていけそうです。



コレがコントローラー。プレイヤーの間では1コン、2コンと呼ばれていました。



コントローラーをiPhone 6s Plusと並べると、その小ささがよくわかるはず。



1コンには十字キー、セレクトボタン、スタートボタン、Bボタン、Aボタンが搭載されています。



2コンにはセレクトボタン、スタートボタンがなく代わりに音声を入力するマイクがありますが、マイクはデザインだけで機能自体は外されています。



コントローラーを手に持ってみると、こんな感じ。さすがに少し小さく感じますが、子どものころはコントローラーが大きく感じたのかも……などと懐かしい気持ちがこみ上げてきます。



本体とコントローラーをじっくりと見たところで、実際にセットアップしてプレイしてみます。セットアップに必要なのは同梱されているHDMIケーブルとmicro-USBケーブルのみで、モニターさえあればプレイ可能。



micro-USBケーブルをニンテンドークラシックミニの背面にあるポートに差し込み……



ケーブルの反対にあるUSB端子を市販のアダプタを使ってコンセント差込口に接続。電源はmicro-USBケーブルを接続できる電源アダプタなら何でもOKです。



HDMIケーブルを差したら……



モニターに接続します。



ほんの3分ほどでセットアップ完了。



電源ボタンをパチッとスライドさせて電源をオン。電源をオン/オフしてみた様子は以下のムービーから確認可能です。

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」の電源をオン・オフしてみた - YouTube

電源をオンにすると、特にオープニングムービーなどが流れることなくホーム画面を表示。ホーム画面には収録されているタイトルがズラリと並んでいます。



セレクトボタンを押すと、30タイトルを「2P同時プレイ順」や……



「最近遊んだゲーム順」などにソート可能。



画面は「アナログテレビ」「4:3」「ピクセルパーフェクト」という3つの設定があります。



「アナログテレビ」は、画質が少し粗いモードで当時の懐かしさがよみがえります。



「4:3」「ピクセルパーフェクト」だと画質がググッと向上。



ニンテンドークラシックミニのリセットボタンは、ファミコンの「ゲームをリセットする機能」ではなく、「いつでもどこでもセーブする機能」に変更されています。思いもよらないアクシデントでリセットボタンを押しても、悲劇は起こらなくなったというわけです。



ゲームをプレイ中にリセットボタンを押すと、ホーム画面に戻ります。ホーム画面で十字キーの下を押すと……



「中断ポイントリスト」が表示されます。



そのままAボタンを押せばセーブ完了。次にプレイするときに中断ポイントリストからセーブデータを選べば、中断したところからプレイできるというわけです。また、中断ポイントリストは1つのゲームにつき4つまで登録可能となっており、これはかなり便利。



ファミコンでは無理だったファイナルファンタジーIIIのバトル中でもセーブ可能。



ということで懐かしいタイトルをプレイしてみました。プレイしている様子は以下のムービーから確認できます。コントローラーを操作している様子も一緒に収めているので、小さいコントローラーでプレイするとどんな感じなのか、少しはわかると思います。

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「リンクの冒険」をプレイ - YouTube

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「魔界村」をプレイ、久々に感じる難しさ - YouTube

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「ファイナルファンタジーIII」をプレイ、オープニングから名前入力だけで感じられる懐かしさ - YouTube

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「イー・アル・カンフー」をプレイ - YouTube

「グラディウス」でコナミコマンドを試したところ成功。これはプレイ経験者にはうれしいポイントです。

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「グラディウス」の1面をプレイ、あの裏技「コナミコマンド」も可能 - YouTube

またファミコンをほとんどプレイしたことがない人にもプレイしてもらいました。その苦戦するプレイの様子は以下のムービーから確認可能です。

未経験者が帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「ロックマン2」をプレイ - YouTube

未経験者が帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」の「ロックマン2」でメタルマン撃破 - YouTube

ニンテンドークラシックミニには2人同時プレイ可能なタイトルも収録されています。そのうちの1つの「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」をプレイするとものすごく盛り上がりました。

帰ってきたファミコン「ニンテンドークラシックミニ」で「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」を2人でプレイ - YouTube

さまざまなタイトルをプレイしてみると、不安だったコントローラーのサイズは操作を邪魔するほどでもなく思っていたよりも快適。PlayStation 4やWii Uのコントローラーに搭載されているスティック操作に慣れてしまっているためか、十字キーによる操作がとてつもなく難しく感じます。長時間プレイしていると左手の親指に痛みを感じだすのですが、「そういえばファミコンも長時間プレイしていたら親指が痛くなったな……」と懐かしい気分になります。

十字キーの上下ボタンではなくセレクトボタンでカーソルを動かすところまで再現されています。スーパーマリオブラザーズで言うと、1プレイヤーか2プレイヤーゲームを選ぶ際に、セレクトボタンを押してキノコのカーソルを上下に動かします。カーソルの移動にセレクトボタンを使うことなどスッカリ忘れていたので、十字キーを押しながら「あれ!動かない!速攻で壊れたか!?」とビックリしてしまいました。



Wii UやPlayStation 3/4でも昔のゲームは配信されていますが、Wii UやPlayStation 3/4のコントローラーでプレイするのと、ニンテンドークラシックミニのコントローラーでゲームをプレイするのは全く違うゲーム体験です。十字キーの斜め方向入力の難しさや、Aボタンではなくスタートボタンで決定する仕様、真横に並んだAボタンとBボタンは、まさにニンテンドークラシックミニでしかできないゲーム体験になっています。

また、リセットボタンで中断し再プレイできると言っても、ファミコン初期に登場したゲームにはセーブという概念が存在しないのもファミコンを再現したニンテンドークラシックミニならではです。残りプレイ回数を表すライフがなくなるとゲームオーバーで、一番最初からプレイし直さなければいけないというのは、今のゲームでは考えられないくらいシビア。しかし、中期や後期のゲームになってくると、ライフがゼロになっても何度かやり直せるコンティニューや、パスワードを記録しておけば途中からプレイできるシステムが実装されどんどん便利になっていき、ゲームの進化の過程を感じられます。

ニンテンドークラシックミニはファミコン世代なら1人でも多人数でも盛り上がること間違いなし。ファミコンをプレイしたことがない人でも、今ではなかなかプレイできない名作ゲームや、ゲームの歴史に触れることができるのでオススメです。

なお、Amazonでは記事作成時点で取り扱いが出品者のみの状態。メーカー希望小売価格は税込6458円です。

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