トークショーを盛り上げた
松岡茉優

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 第26回映画祭TAMA CINEMA FORUMのイベント「女優・松岡茉優 未来を語る」が11月20日、東京・パルテノン多摩で開催され、「桐島、部活やめるってよ」「ちはやふる 下の句」の上映後、松岡茉優と佐藤貴博プロデューサーがトークショーに出席した。松岡が壇上に現れると、会場は拍手喝さい。佐藤氏が「茉優ちゃん、すごい人気だね」と振ると、松岡は「でしょ?」と冗談交じりに答え、「皆さんにとって、この時間が有意義なひと時になるように頑張ります!」と満面の笑みで一礼した。

 「桐島、部活やめるってよ」で松岡を起用した佐藤氏は、「実はかなり早い段階で松岡さんの起用は決めていたんです。吉田大八監督が『松岡さんは絶対に使いたい』って。映画を見た明石家さんまさんも演技を絶賛していましたね」とニッコリ。さらに「コミュニケーション能力の高さにも脱帽している」といい、「撮影現場に原作者の朝井リョウさんが来た時、誰よりも早く話しかけていて。主題歌の高橋優さんの時も」と明かしていた。

 「ちはやふる」で演じた若宮詩暢役について、「続編製作も決まって、どういう形でお話がくるかはわかりませんが、私は詩暢ちゃんという役を手放す気は一切ありません!」と熱弁する松岡に対し、会場から「セリフを言ってほしい!」とリクエスト。「嫌だ! 絶対嫌だ!」と連呼しつつも、「じゃあ、『あまちゃん』の入間しおりでもいい?」と切り返し、劇中で演じていたアイドルの自己紹介を披露した。セリフを言いよどむことなく完璧に演じきると、場内からは大歓声が沸き起こった。

 「今後演じてみたい役柄はありますか?」という質問に対して、「こういう人を演じてみたいというのはないかな」と回答した松岡。「私、今まで演じた役ひとりひとりを愛していて。今でも彼らが自分の中にあるマンションに住んでいる感覚。俳優は孤独な生き物だって言いますけど、私のそばにはずっと演じた人物がいてくれる。どんな役にめぐりあっても愛していけると思うんです」と語った。

 「私は若手女優陣が元気な世代に生まれ育ちました。これからも、私たち若い世代が映画というカルチャーを盛り上げていきたい」と話す松岡。観客からの「松岡さん主演のラブストーリーが見たい」という意見には、佐藤氏も「僕も見てみたいな」と同意した。松岡から「え? それってオファーですか?」とツッコミを入れられた佐藤氏は、「まだラブストーリーやったことないけど、企画できたら茉優ちゃんにオファーしますね」と話していた。