Doctors Me(ドクターズミー)- 睡眠時無呼吸症候群は検査が出来る!検査内容や気になる費用を解説

写真拡大

電車の運転士が乗務中にうつらうつらとしてしまった、などというニュースによっても知られるようになった
睡眠時無呼吸症候群ですが、その実態についてはまだまだ知らない人も多いのではないでしょうか。 今回の記事では睡眠時無呼吸症候群の症状や治療法、また検査法と、どれくらいの検査費用がかかるのかについての目安について紹介したいと思います。

要チェック項目

□睡眠時無呼吸症候群になるのは太っている人が大半である □検査費用は保険が適用され医療機関によってまちまちである □睡眠時無呼吸症候群を治すには生活習慣の改善も重要である

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です

睡眠時無呼吸症候群の定義は、睡眠中に「10秒以上の無呼吸・低呼吸が1時間に5回以上」見られることをいうそうです。10秒以上も呼吸が止まるなんてちょっとビックリですよね。 睡眠時無呼吸症候群になる70%の人が肥満している人だと言われています。残りの30%は下顎が細い人によく見られるそうです。

罹患者数は多いのか少ないのか

睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、現在のところ日本人全体の数%に見られ、男性に多い疾患になっています。男性が100人いたら何人かは睡眠時無呼吸症候群ということですから、必ずしも珍しい疾患とは言えないようです。

睡眠時無呼吸症候群の問題点

睡眠時無呼吸症候群の最大の問題は、睡眠が浅くなることです。寝ている間に10秒以上も呼吸が止まる訳ですから、脳にとっては大変危険な状態です。 そのため、脳は身体に対して呼吸をするように命令を出す訳です。その度に覚醒してしまうので、深い睡眠が得られなくなってしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群の症状

寝ている間に見られる症状

睡眠時無呼吸症候群になると、まずイビキが大きくなるという特徴があります。 また、寝つきが悪くなったりよく寝られないといった自覚症状が見られたり、寝ている間に何度も目が覚めてトイレに行ったりするようにもなります。

日中に見られる症状

睡眠時無呼吸症候群になると、脳が酸欠状態になってしまうので、起きている時にも様々なトラブルが見られるようになります。 一番分かりやすいのは仕事中にやたらと眠くなったり、集中力が低下して凡ミスを繰り返したりするようになります。 また、睡眠の質が低下することによって、朝起きても寝た気がせずにスッキリとした目覚めが得られなかったり、寝て起きたばかりなのに体が疲れていたり頭痛が出たりもします。 また、睡眠時無呼吸症候群になると性欲が低下することも分かっています。

合併症の危険性について

睡眠時無呼吸症候群になると、以上に挙げたような症状だけでなく、合併症のリスクも高まってしまいます。睡眠時に副交感神経が優位にならないことで血圧が下がらず、高血圧に拍車がかかってしまうことになります。 動脈硬化が見られるような場合には、脳血管障害のリスクも高くなります。 また、睡眠時無呼吸症候群は肥満の人によく見られることから、糖尿病を併発する人も多かったり、 また、睡眠時無呼吸症候群による呼吸不全が心血管系に影響を与えた場合には、最悪の場合、突然死を迎えることもあるということです。

睡眠時無呼吸症候群の検査

検査法

睡眠時無呼吸症候群の検査は、終夜睡眠ポリグラフィー検査といって、夜寝ている時の睡眠の状態を検査する方法が行われます。 睡眠中の呼吸やいびきの状態を見るのはもちろんのこと、寝ている愛らの身体の動きや頭の動きもセンサーで感知し、本当に睡眠時無呼吸症候群が存在するかどうかを総合的に判断します。

検査費用

検査費用については医療機関によってまちまちのようですが、ある病院を例に挙げると、終夜睡眠ポリグラフィー検査のための測定器を持ち帰っての検査が、3割負担の場合で2400円、1割負担の場合で800円ということです。 東京都心などではもう少し高い傾向が見られるようです。

睡眠時無呼吸症候群の治療法

CPAP(シーパップ)療法

睡眠時無呼吸症候群の治療法として代表的なのが、CPAP(シーパップ)による治療です。寝ている間に呼吸を助ける機器を装着し、睡眠の状態を改善する治療法となります。 こちらも保険適用となっているので、1ヶ月使用した場合、3割負担の場合ででおよそ4800円程度、1割負担の場合でおよそ1600円程度ということです。ただし、この治療法に関しても医療機関によって費用が異なるようです。

睡眠時無呼吸症候群の改善法

睡眠時無呼吸症候群が軽症の場合には、ダイエット指導が行われますが、睡眠時無呼吸症候群にならないために一番大事なのは太りすぎないことです。 そのため、食事の総カロリーを考えて毎日の食べるものを決める必要があります。 また、普段からよく歩くようにするなど、適度な運動を心がけるようにしましょう。 生活習慣病などおで病院に行くと必ず歩くように言われますが、歩くということは最も効果的な全身運動になります。

イビキが異常にひどい場合には一度検査を

睡眠時無呼吸症候群の怖いところは、自分でなかなか気がつかないという点にあります。 ただ疲れていてイビキが大きいだけと見過ごしてしまいがちですが、家族の方や周囲の人が気が付いたら、一度病院で検査を受けるように勧めてあげて下さい。 そして、治療をすることも大事ですが、生活習慣を見直すことはもっと大事です。 (監修:Doctors Me 医師)