身寄りのない子猫を、高齢者が育てる取り組みが米の老人ホームで行われ話題に

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老人ホームにいる高齢者に子猫の世話をしてもらう取り組みがアメリカで行われ、話題となっている。

レスキューセンターと共同で取り組む

これを行っているのは、アリゾナ州のツーソンという町にある老人ホーム「Catalina Springs Memory Care」。

彼らはPimaアニマル・レスキュー・センターと組んで、捨てられた子猫を救う、新しいプログラムを導入。

老人ホームに住む高齢者に協力を仰ぎ、子猫に食事を与えたり、世話をしてもらったりする取り組みを始めた。

Facebook/Pima Animal Care

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子猫が今では元気に成長

実は親に捨てられた子猫は、当然エサも与えられず、また安心感も得られないことから、生存率は非常に低いという。

実際にこのプログラムに参加している「Peaches」や「Turtle」という名前の子猫も、センターに運ばれた時には200g以下だったとされている。

しかし老人ホームの高齢者が2匹に愛情を注ぎ、食べ物を与え、共に遊んでくれたおかげで今では体重も2倍に増加し、健康で幸せに暮らしているそうだ。

Facebook/Pima Animal Care

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高齢者にもメリットがある

また子猫を育てるというのは高齢者の人々にも喜びを与えているという。

Catalina Springs Memory CareのSharon Mercer氏は声明の中で次のように語っている。

「高齢者自身が24時間ケアされることを必要としているのに、彼らが子猫をケアするというのは少し変かもしれません。しかし高齢者には育てるスキルがあり、思いやりがあります。そして認知症アルツハイマー病にさせないという目的もあるのです」

Facebook/Pima Animal Care

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ここで育てられた子猫は成長した後、新しい飼い主のもとへ旅立つ予定だが、中にはこの老人ホームでずっと生活する猫もいるという。

高齢者に育てる喜びを与え、笑顔にさせる、このような取り組みが広がって行くことを願う。