男性が快感を得ようと自身のペニスに結婚指輪をはめた結果、指輪が抜けず激痛に見舞われたという症例が最新の南アフリカ医療ジャーナル(SA Medical Journal)に掲載された。

11月14日の南アフリカメディア『news24』によると、リンポポ州に住む28歳男性が陰茎に激痛を伴い母親に付き添われて救急外来へとやってきた。

男性は「快感を得るために指輪を陰茎に差し込めばいい」と友達に勧められて結婚指輪で試してみたところ、指輪が抜けず陰茎が締め付けられ、うっ血、浮腫が生じてしまったという。

担当医によると、指輪は陰茎の真ん中あたりで留まり全く動かない状態、ペニスは青黒く腫れあがっていたそうだ。

まず男性に麻酔をかけ、糸を陰茎の腫れた部分に巻き付け細くしてはずそうとしたが、腫れあがり巨大化した陰部から抜くことはできなかった。そこで整形外科で使用する振動のこぎりを用いて指輪をカットしようとしたが、硬質で幅広タイプの指輪と陰茎とのスペースがなく切断も不可能であった。

そこで最終手段として、腫脹部を注射針で数箇所刺し溜まっている血液を抜き取って陰茎を小さくする方法がとられた。

20mlのシリンジと注射針で血液を抜き取った結果、浮腫が治まり4時間抜けなかった指輪は無事に外された。男性は3日間入院した後に、退院している。

南アフリカ医療ジャーナルによると、自慰行為や自傷行為により輪ゴム、金属リングなどでペニスを締め付けることによって起こる陰茎絞扼(いんけいこうやく)の症状は救急医療としてあまり例はないが、世界的に起こっており、ほとんどが成人による快楽目的が理由だという。この陰茎絞扼の治療法に既定のガイドラインがあるわけではなく「医師の判断によってベストな除去方法を選択するべし」と締めくくっている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)