普通の英会話の番組に見えるが、これが実はおふざけた内容で、英語でやり取りされるコントがみどころだ。ドランクドラゴン・塚地武雄がチャンス塚地という講師役で出ているのだが、髪型やヒゲ、喋り方などが、明らかに「ショーン・K」の真似(体形は違うけど)で胡散臭さが半端じゃない。

アシスタントはニュース番組のキャスターを担当していた森本智子アナなので、お堅い番組っぽい雰囲気も確かにあるのだが、この森本アナがチャンス塚地のおかしな言動にグイグイ乗っかってくる。生徒役の市橋直歩も同様で、ツッコミ役は同じく生徒役のドランクドラゴン・鈴木拓のみだ。

おふざけコントもしっかりアドリブで切り返し

スキットも英会話としてちゃんと成立しているが、ありえないようなシチュエーションで描かれる。商談で緊張の余りゲロを吐いてしまったり、意気込んで契約成立した報告をしたら、上司が母の命日で激ギレされるといったピンチを切り抜ける英語を学ぶことになる。

スタジオのやりとりもふざけている。最近あったピンチを聞かれた塚地が、「部屋で、大音量でヴィヴァルディを聞いていたら、隣人から怒鳴り込んできたんですね。そこで機転を利かせて、ヴィヴァルディの素晴らしさをちゃんと伝えたら、その人とワルツを踊ることができました」と話す。

すると、森本アナが「へえ、素敵ですね。やっぱりワルツっていいですよね。私も火木金はワルツを踊る日ってなってるんですけど、よかったら一緒にどうですか」と嘘みたいな返しをする。

森本アナが番組や塚地のボケに100%乗っかってくるのが面白い。一部の人に怒られないかギリギリな所を攻めた番組だ。(11月14日深夜11時30分放送)

鯖世 傘晴