世界基準のメソッドを体験!「NIKE ACADEMY TOKYO」がトレーニングセッションを実施

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 19日、「NIKE ACADEMY TOKYO」のトレーニングセッションが埼玉県内で開催された。Nike Footballアプリでエントリーした16〜19歳のフットボーラーから抽選で選ばれた27名が参加。「NIKE MOST WANTED」の“日本代表”であるMF白川恵士朗(無所属)とMF西尾翼(東海大学)も加わり、全29名がトレーニングに臨んだ。

「NIKE ACADEMY」は、世界で戦うトッププレーヤーを生み出すことを目的に2009年から開始された養成施設で、現在はイングランド代表の本拠地であるセント・ジョージズ・パークに拠点を置いている。先月、「NIKE ACADEMY」で実際に使用しているトレーニングメソッドを日本にも提供することを発表。この日はまず、メンタルパフォーマンスゲーム「Pro Genius」を使ってのトレーニングからスタートした。

 “脳”を鍛える「Pro Genius」は、試合で起こり得るシチュエーションをイメージし、あらゆる状況に備えることが可能だ。参加者が挑戦したのは「COUNTER ATTACK」。相手からボールを奪った際に、いかに早くフリーの味方にパスを出せるか、という判断スピードを鍛える。参加者は頭のウォーミングアップを済ませると、ピッチへ移動した。

 アスレティックトレーナーを務める鈴木友規氏を中心に、全身を動かしながらトレーニングに臨む体を作っていく。体が温まってきたところで、小島直人ヘッドコーチの指導の下、ボール回しに移行。「NIKE ACADEMY」が重視している“スピード”をテーマとしたトレーニングメニューが組まれた。4対4や6対6のミニゲームでは、小島ヘッドコーチが「主導権を握れ」、「リアクションではなく、アクションを起こせ」と指示を出す。チームが勝つために、自分に何が必要とされているのか。激しい攻防の中でも頭をフル回転させなければいけない。周囲を見極める速さや、判断してから行動に移す速さなど、常に“スピード”を意識したプレーが求められた。

 セッションの最後には、ニチバン株式会社によるテーピング講習会が組み込まれた。ニチバンは株式会社ナイキジャパンと同様に、日本サッカー協会が取り組む日本サッカーの継続的な発展とさらなる普及や次世代の育成を促進することを目的とした『JFA Youth & Development Programme』のサポートを行っている。今回は太ももを痛めた時のテーピング法をレクチャー。「セルフケアできるように、自分で知識を身につけることが大事」という言葉を受けた参加者は、真剣な表情で話を聞いていた。

 約2時間にわたるセッションを終え、小島ヘッドコーチは次のようなメッセージを送った。「インプットするだけではなく、アウトプットすることが大切。やりながら自分の感覚が分かってくるし、そういうものを積み重ねることで上達する。人は常に成長する可能性があるんだから、インプットしただけで成長したとは思わないでほしい」。まだまだ成長できる――。世界基準のトレーニングを体験した参加者の表情は、一段と引き締まっていた。