16日、韓国の朴槿恵大統領の40年来の親友・崔順実容疑者による国政介入疑惑による国政の混乱で、朴大統領肝煎りで多額の資金を投じ進められてきた「創造経済」関連事業がすべて水の泡になりかねない危機に陥っている。写真はソウル。

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2016年11月16日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の40年来の親友・崔順実(チェ・スンシル)容疑者による国政介入疑惑による国政の混乱で、朴大統領肝煎りで多額の資金を投じ進められてきた「創造経済」関連事業がすべて水の泡になりかねない危機に陥っている。韓国・SBSテレビが伝えた。

朴大統領が率先し進めてきた国家経済戦略「創造経済」、大統領就任後の約4年で、韓国の流行語の一つと言ってもおかしくないほど韓国中に広く浸透・定着してきた。目に見える効果がないと野党の反発はあったものの、14年9月以降、政府は全国に「創造経済革新センター」を設立した。政府と地方自治体、大企業が地域産業の育成や若者の起業支援を行う拠点施設で、これまで全国に18カ所設置、約2000億ウォン(約186億円)が投じられている。

しかしここに、朴大統領を取り巻く国政のごたごたが影を落とし始めた。起業ノウハウなどを学ぶため250人余りの若者が通うソウル創造経済革新センターの場合、運営資金を支援してきたソウル市が来年度の予算撤回を決めた。光州市や蔚山市も支援予算の半減を決めているほか、政府予算も今後国会で削減される可能性が高い。さらに一部の企業も資金支援を中断する方針をすでに明らかにしたという。

起業を夢見てセンターに通い、またようやく起業にこぎ着けた若者らからは「朴槿恵政権が終わったらここもなくなってしまうのか」「やっとスタートの段階なのに残念。支援が大幅に減るのでは?」など不安の声が上がっている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「ピンチなのは創造経済ではなく韓国そのもの」
「何を創造したのか実績を出してみろ」
「その『創造』という言葉も崔順実から出てきたんだろう。朴槿恵はそんな言葉自体知らないはず」

「何の思想もないのに何が創造経済だよ」
「初めから怪しい創造経済詐欺だと分かってたよ。韓国の経済学者はみんな役立たず」
「崔順実一族の財産を没収して埋め合わせるしかない」
「創造腐敗、創造無能ってとこだな」

「1万ウォン(約930円)すら惜しくて買い物籠に物を入れたり出したりしてたのが、実にむなしい」
「李明博(イ・ミョンバク前大統領)と朴槿恵を歴史から消したい」
「いまだに創造経済が何なのか分からん」(翻訳・編集/吉金)