18日、湖北省武漢市で開催されている、日中韓のサッカーU−15クラブによる大会で、日本から参加したコンサドーレ札幌が中国のチームに9−1という大差で勝利し、中国メディアに衝撃が広がっている。

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2016年11月18日、湖北省武漢市で開催されている、日中韓のサッカーU−15クラブによる大会で、日本から参加したコンサドーレ札幌が中国のチームに9−1という大差で勝利し、中国メディアに衝撃が広がっている。

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同大会には、それぞれ各国リーグの上位クラブが参加しており、中国からは山東魯能、新疆宋慶齢、湖北足協が、日本からはコンサドーレ札幌、韓国からは水原三星が名を連ねた。ところが、18日にコンサドーレ札幌と対戦した新疆宋慶齢は、9失点で惨敗を喫した。

この試合について、新浪体育は「本来であれば力が拮抗するはずの試合だが、結果は衝撃的だった。中国リーグでは年に100億元(約1500億円)が投じられ、大金をはたいてリッピ(元イタリア代表監督。2006年W杯で優勝)を代表監督に招へいしたが、ユースチームの質を見ると本当に大きな皮肉を感じる」と伝えた。

網易体育は、「点差以上にショッキングだったのは、試合を通してまったく希望が見えなかったこと」と指摘。「新疆チームはフィジカルでは日本のチームを上回っていたが、全体的な戦術、個人技、ゲームの流れを読む能力と意識、監督の戦術などの面では全面的に劣っており、ほとんど反撃する力はなかった」「日本の選手がピッチで試合をコントロールする圧倒的な能力を見せつけると、中国サッカー協会の幹部を含め、関係するチームの選手や監督、観客など、その場にいた誰もが苦々しく、どうしようもないという表情を浮かべた」とした。

また、「試合が始まると、身長の低い日本チームがすぐにゲームを支配。突出したテクニックと熟達したコンビネーションを武器に、3タッチで新疆のDFラインを突破。前半は新疆が3本以上パスをつなぐシーンはほとんど見ることができず、相手の容赦なく、素早い出足に、まったく組み立てることができなかった。新疆がペースダウンを図っても、日本チームは常にプレッシャーをかけてそれをさせず、目まぐるしい攻守の入れ替わりに新疆チームは疲労困憊(こんぱい)になった」と試合内容をレポートした。

そして、「この試合に限って言えば、中国と日本の差は10年ではなく、少なくとも15年、20年はあった」とし、「中国サッカー協会はほとんどすべての精力をA代表につぎ込んでいるが、仮に今後もユースチームの発展に真剣に取り組まなければ、中国サッカーはますます引き離されるだろう」と警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/北田)