<ダンロップフェニックス 3日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 出場選手中世界ランクトップの21位。世界の長距離砲がムービングデーに力強くアクセルを踏み込んだ。トータル7アンダーの首位タイから出たブルックス・ケプカ(米国)が8バーディ・ノーボギーの“63”と大爆発。トータル15アンダーで2位のジャスティン・トーマス(米国)に4打差をつけて最終コーナーを回った。
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 やはり、馬力が違うという表現がふさわしいだろうか。ドライビングディスタンスは3日目にして平均300ヤードを超えて2位。難コースフェニックスを攻略する圧巻のショット力に加え、作ったチャンスをことごとくモノにした。「やっとパットが得意というところを見せられた。予選ラウンドは少しストロークが遅かったので速くしたらタッチが合ったんだ。4月にも同じような状況になって修正したことが活きたよ」。前日の平均パット66位から、この日は25パットにまとめて6位と大幅に向上。結果がその言葉を確かに裏付けている。
 ただ、圧巻のラウンドにもちょっぴり不満も残る。初日、2日目は1つずつイーグルをマークしていたが、この日はゼロ。「飛距離も出るしイーグルを狙うチャンスは人より多くある。いつでも獲りたいと思っているよ。今日も最終18番でイーグルを獲れたら“29”だったから、それを目標にしていたんだけど(笑)」。その18番は林の中からの3打目をスーパーリカバリーでバーディを奪うも、“29”にわずかに及ばず苦笑いを浮かべた。ちなみに、2015年にはPGAツアーで年間20のイーグルを奪い1位(2位はジャスティン・トーマス)にもなっている。
 初来日での最終日最終組となる18ホールは、今大会の最少スコアトータル19アンダー(2000年片山晋呉)の更新も視野に入れる。「もちろんやぶれたらいいね!。ショットの調子も良いし、今日はパットも入ってくれたので、この調子で明日いい形で臨んで最高の結果で終えたいよ」。規格外の24歳は、大会43年の歴史もいとも簡単にねじ伏せてしまいそうだ。
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