舞台挨拶に立った花澤香菜ら

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 テレビアニメ「orange」の劇場版「orange 未来」が11月19日、全国30館で公開初日を迎え、声優キャストの花澤香菜、山下誠一郎、古川慎、高森奈津美、衣川里佳、興津和幸が東京・TOHOシネマズ新宿での舞台挨拶に立った。

 高野苺氏の人気漫画をテレビアニメ化した「orange」は、10年後の自分から「転校生の成瀬翔を好きになる。17歳の冬に翔が亡くなる」という内容の手紙を受け取った高校2年生の高宮菜穂が、運命を変えようと奮闘するSF青春作品。劇場版は、菜穂に思いを寄せていた須和弘人の視点から、テレビシリーズの後日譚を描く。

 ストーリーとかけて「10年前の自分に手紙を出せるなら何を伝えるか」と問われた花澤は、「10年前、あまりアニメのアフレコの経験のないなかヒロインをやらせていただいた作品があって、それが放送されていた。役者仲間の男の子に『あんな棒読みだったら俺でも出来る』って言われた」と告白。客席から驚きの声が上がるなか、「それでも前向きにやっていたので、その時の自分に『お前は10年後、こんな素敵な作品に出合える。大丈夫だ!』って言ってあげたいです」と身を乗り出し、過去の自分にエールをおくった。

 本作は、テレビシリーズの名場面をちりばめながら、高野氏書き下ろしの新作エピソードが展開される。脚本を読んだ感想を聞かれると、「これが見たかった!」(花澤)、「もやっとした気持ちで終わった部分が、ちょっと解消されているかもしれない。面白かったですよ」(興津)、「すごくいい話でした」(古川)と太鼓判を押した。

 また本作のポスターは、菜穂、翔、須和の3人しか描かれていないという話題があがると、「須和は俺たちのことを見てくれていないんじゃないか(笑)。あのポスターが出た時、大分ざわざわ……」(興津)、「そういえば私たちって出ますか!?」(高森)、「ちょい役かもしれないよ(笑)」(衣川)とクレームが殺到。すかさず花澤が「出てなかったらここにいないでしょ!」とツッコミを入れ、場内を爆笑させた。