エミリー・ブラントが疑惑の主人公に (C)Universal Pictures

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 エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ルーク・エバンスら豪華キャストが顔をそろえ、50カ国で累計1500万部のベストセラーとなったミステリー小説を映画化した「ガール・オン・ザ・トレイン」(公開中)の特別映像が、公開された。重要シーンが収められているほか、出演者が作品の魅力を語っている。

 夫と離婚したトラウマに悩まされるレイチェル(ブラント)は、毎日通勤電車の窓から“理想の夫婦”を眺めることをなぐさめとしていた。だがある朝、レイチェルは車窓から“理想の妻”メガン(ヘイリー・ベネット)の不倫現場を目撃。真偽を確かめようと夫婦の家に向かう道中で記憶をなくし、気づくと大けがを負って自室で倒れていた。間もなくメガンの死体が発見され、レイチェルはなぜか容疑者の1人に挙げられる。登場人物の裏の顔が次第に浮上する練られたストーリー展開はもとより、「ボーダーライン」でも存在感を発揮したブラントが、痛々しいまでに追いつめられたヒロインを全身全霊で演じている。

 映像では、真相を求めてさまようレイチェルの姿がダークな色調で描かれており、ゴルフクラブのようなもので鏡を叩き割る姿や男に首を絞められる様子、メガンが床を引きずられていくさまなどショッキングな描写が満載。メガンが、レイチェルの元夫の家でベビーシッターを務めていたことも明かされ、無関係に思われていたキャラクター同士の意外なつながりが判明する。

 ブラントと「マグニフィセント・セブン」(2017年1月27日公開)のヒロインを務めたベネットは、それぞれ「とても複雑な展開の話よ。レイチェルは毎日、通勤電車から見える家の夫婦が気になる。執着しているの」(ブラント)、「レイチェルは2人に自分の理想を重ねてる。でも実は、メガンの結婚生活は不満だらけ」(ベネット)とキャラクターの内面を解説。「ヘルプ 心がつなぐストーリー」で知られるテイト・テイラー監督は「誰もが怪しく思えてくる。彼らを知るほどに恐ろしい“何か”が浮上する」と自信満々に語っている。映像は、「ここに来た理由は?」と問われたレイチェルが涙を流しながら「自分のことが怖いから」と告白する意味深なシーンで幕を閉じる。