9度目の途中棄権でシーズンを終えたジャンボ尾崎 1月には70歳になる(撮影:米山聡明)

写真拡大

日本ツアー通算94勝、世界中で113勝を挙げてきたレジェンド・ジャンボ尾崎の2016年シーズンが閉幕した。今大会2日目の9ホール終了後に腰痛のため棄権。13年4月のつるやオープン初日に「62」をたたき出してエージシュートを達成したのが最後の予選通過。その後は一度も予選を通ることなく3年半が過ぎた。

今季は12試合に出場したが、うち9試合で棄権。約10年前から悪化している座骨神経痛のため神経が圧迫され、今では腰痛にも悩まされる。「練習場で打っているといい球が出るから、『よしやってみよう』と思っても、別人28号になってコースに出ると痛みが走ってうまくいかない。歩くとダメなんだな」と、苦しい胸のうちを明かす。
 昨年12月から今年の3月まで懸命にトレーニングを積んで迎えた開幕だったが、「痛みに対しては根本的な解決法はない。とにかく体を強くするしかないと思ってやっている。でも、トレーニングを積んだら積んだで、今度は別の場所が痛くなる。下半身の力がなくなっている。どうすればいいのか……」と、気持ちと体の折り合いがつかない。
「いずれにせよ、重大な局面に立たされている。オフにゆっくりと考えるよ」。日本ゴルフ界を引っ張ってきたジャンボも来年の1月で70歳。生涯現役をうたう日本のスーパースターも、本人がいうように、大きな判断を迫られる時がきそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>