Photo by Thomas Leuthard(写真はイメージです)

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 やはりこの男は薬物をやめることができなかったようだ。酒井法子(45)「の元夫・高相祐一容疑者(48歳)が危険ドラッグを所持(医薬品医療機器法違反の疑い)していたとして警視庁に逮捕されたことが18日、わかった。警視庁の調べに対し、高相は容疑を認めているという。

「あちこちでペラペラとしゃべってみっともない。小銭欲しさですよ。どうせ、また、そのカネで買っちゃうんだろうけどね」

 と、高相容疑者をよく知る人物は語る。

 高相が逮捕されたのは渋谷区内のマンションで、危険ドラッグの粉を所持していた疑いが持たれている。警視庁が危険ドラッグの関係施設として家宅捜索したマンションの一室に高相容疑者がいて、様子がおかしいので所持品を調べたところ、危険ドラッグが見つかったという。更生するどころか危険ドラッグに関係する場所に出入りしていたというのだから呆れるほかない。

 高相は2014年、千葉県の病院で薬物治療プログラムを受けていたが、そのとき歌手のASKAと一緒だったことを、これまでさまざまメディアで暴露してきた。冒頭の「ペラペラとしゃべって」というのはそのことを指す。

「目立ちたがり屋だったのか本人は過去にマスコミにも登場している。2015年2月10日発売の週刊女性では、ASKAのこと、息子のこと、現在の自分ことなど、かなり詳細に語っています」(週刊誌記者)

 そのなかでも異様なのは、入院中の高相に薬物の禁断症状が現われていた場面。ポケットの奥に入っていたというタバコの吸殻の葉と紅茶の葉っぱを混ぜ合わせ、それを紙で巻いて吸っていたことも告白している。薬物の怖さを物語るエピソードだ。

 退院後は、知り合いのスポーツ店で働いていると伝えられていた高相。酒井との間に生まれた息子とはLINEで週に数回連絡を取り合っており、親友のような関係になっているとも語っていた。しかし、高相はそんな家族の期待を完全に裏切ってしまった。この男に付ける薬はないのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。