現在のスバルには、エクシーガ・クロスオーバー7(旧名エクシーガ)という3列7シーターがあります。こちらは国内専用モデルという位置づけです。

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また、かつてはミニバンのトラヴィックもありましたが、こちらはオペル・ザフィーラのOEM。だいぶ話は逸れる気がしますが、ドミンゴも軽自動車のサンバーがベース。エクシーガ・クロスオーバー7は事実上2008年登場のエクシーガであり、それもステーションワゴン派生型の7人乗りですから、ベース車があって仕立てるのではなく最初から純粋に7シーターとして設計されるモデルはなかったといってもいいのかも知れません。。

さて、北米では2014年まで販売されていたトライベッカというSUVがありましたが、現在ではドロップアウトしています。大型ピックアップトラックやSUVがバカ売れしている大きなマーケットだけに、いますぐにでもラインナップに加えたいのではないでしょうか。

「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」は、2018年にスバルが北米市場に導入予定としている3列シートSUVの方向性を示すデザインスタディで、ボディサイズなど一部が公表されています。

全長5200×全幅2030×全高1860mm、ホイールベースは2990mm、タイヤサイズは265/55R21というもの。

現在販売されているモデルで見ると、アメリカを代表するキャデラック・エスカレードが全長5195×全幅2065×全高1910mm、ホイールベースは2950mm。新型にスイッチしたアウディQ7が全長5070×全幅1970×全高1735mm、ホイールベースが2995mm。メルセデス・ベンツのGLSが全長5130×全幅1980×全高1850mm、ホイールベースは3075mm。

コンセプトモデルのサイズから想像すると、これらの北米や欧州勢と「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」がガチンコで勝負する…と思いそうですが、そうではないようです。

というのも、発表されたリリースによると、2018年に北米に導入される予定という市販仕様はフルサイズではなく、ミッドサイズとのこと。なので、市販バージョンはもう少し小さくなりそう。とすれば、ミッドサイズということになり、奇しくも1年前のロサンゼルスオートショーで披露されたマツダCX-9、欧州勢ではボルボXC90あたりなど、フルサイズよりもやや小さなSUVなどがライバルとして考えられる、と予想されます。

(塚田勝弘)

スバルの7人乗りSUV「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」のライバルは?【ロサンゼルスオートショー16】(http://clicccar.com/2016/11/18/418538/)