同性婚法案審議  与野党が衝突  2回の公聴会開催へ/台湾

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(台北 18日 中央社)同性婚の合法化に向け、17日に行われた民法改正案の審議は、与野党議員の衝突や反対派の人々の立法院(国会)乱入などにより度々中断され、逐条審議は先送りされることになった。来週と再来週に野党・国民党、与党・民進党の議員が公聴会を各1回開き、各界からの意見を聞く。

婚姻の平等に関する修正案は今月上旬、民進党・尤美女立法委員(国会議員)、国民党・許毓仁議員、時代力量からそれぞれ、計3つの案が立法院司法法制委員会に付託され、この日、同委員会で審議が始まった。

国民党議員団は法案審議の前に30回以上の公聴会を開くべきだと提案。国民投票の実施を考慮する立場を示した。一方、会議で主席を務めた尤議員はすでに過去に多数の公聴会を開いており、これ以上先延ばしにするべきではないと反論。国民党議員が提案した公聴会の開催や同日の審議で逐条審議を行わないとする提案は否決された。

午前の会議では、国民党の廖国棟総召(院内総務に相当)や民進党の段宜康議員らが押し合いになる場面もあった。午後6時前後には反対派の1〜2人が突然、立法院前広場に乱入し、即座に警察に連れ出された。

尤主席は午後6時20分ごろ、大きな反対の声を受け、同日の会議を質疑応答までで終えることを宣言。公聴会の開催と各修正案の審議を12月末の会期終了までに完了させることに同意した。

(蘇龍麒、劉冠廷/編集:名切千絵)