ジャガー・ランドローバー「I−PACE」のコンセプトイメージ。(写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン社発表資料より)

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 ジャガー・ランドローバーは、現在米国ロサンゼルスで開かれているロサンゼルス・モーターショーにおいて、同社初となる電気自動車「I-PACE」のコンセプトを発表した。2018年(日本では2019年前半)の発売を予定している。価格は未定。

 I-PACEは電気自動車専門メーカー・テスラが擁するTesla Model Xの対抗馬となるSUV(多目的スポーツカー)であり、ジャガー初のSUVとして6月に受注を開始したモデル「F-PACE」に引き続く形での登場となる。

 SUVの電気自動車としては、ポルシェも同社初の電気自動車である「ミッションE」の発売を2020年に、またアウディが「Q6 e-tron」の発売を2018年に計画しており、各社とも電動スポーツカーの市場で一歩先を行くテスラに独自に対抗していく形だ。

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンによると、I-PACEの設計航続距離は500km。この500kmという数字は、Tesla Model Xの公称航続距離が542kmであることから電動SUVにおける定番のラインとなりつつあり、ミッションE、Q6 e-tronのいずれも航続距離500km前後での設計が計画されている。

 I-PACEは二つの電気モーターを駆動した全輪駆動(AWD)モデルであり、0-60マイル加速(時速約100kmに達するまでの時間)は約4秒。電気自動車でありながらもスポーツカークラスのハイパワースペックとなっている。搭載されているリチウムイオン・バッテリーパックは90KWh、急速充電が可能で、一般的な充電器で90分80%の充電が可能、追加2時間で満充電にすることができる。

 なお、ロサンゼルスとロンドンでのコンセプト発表会においては、VRによる製品発表というユニークなプレゼンスが行われ、幸運な参加者がVR空間でのライブストリーミングによる試乗を体験した。