しゃっくりを100回すると死ぬは嘘 しかし何日も続く場合は要注意!?

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「しゃっくりを100回すると死んでしまう」子どもの頃にそんな迷信を聞いて、しゃっくりが続くと焦った人も多いのではないでしょうか。人前でなかなかしゃっくりが止まらず、恥ずかしい思いをしたり、就寝前にしゃっくりが出始めて寝つけずに困るケースも。

なぜ、しゃっくりは起こるのでしょうか。そしてしゃっくりはどうしたら止めることができるのか。もし数日間しゃっくりが止まらない場合は、病気によって引き起こされるしゃっくりかもしれません。

しゃっくりは「なんらかの原因」で横隔膜が痙攣して起こる

横隔膜とは、肺の下にあり、肺とお腹をへだてている筋肉のこと。ご存知の方も多いと思いますが、しゃっくりはその横隔膜が痙攣して起こります。横隔膜が痙攣すると声帯の筋肉が収縮し、狭くなった声帯を吐く息が急激に通ることでしゃっくりが起こるのです。

横隔膜が痙攣する原因は様々で、例えば、普段から暴飲暴食や早食い、からい香辛料をよく使う、冷たい食べ物をよく食べる、炭酸飲料やアルコールを好む人は、しゃっくりが起こりやすいそう。ほ かにも、驚いたり笑ったりした際にも起こりやすいのだとか。また、ストレスが関係している心因性のものやタバコを吸うことで冷たい空気を吸い、横隔膜が刺激されることで起こることもあります。

しゃっくりが出やすい人は、一度食事の食べ方を見直す、ストレス解消に努める、タバコを吸う際に寒暖差の少ない場所を選ぶなどの対策をしましょう。

SNSで話題 しゃっくりを止める方法

一度出るとなかなか止まらないしゃっくり。少しでも早く止めたいですよね。様々な民間療法があるなか、SNS上で話題になっているしゃっくりの止め方があるのでご紹介します。

その方法とは、「人差し指を耳に入れ、30秒から1分待つ」といういたってシンプルなもの。指に力を入れ強く押すのがポイントのようです。ただし、呼吸器系の病気を患っている人、循環器系の病気を患っている人はやってはいけないそうなので、ご注意ください。また、爪が長いと、耳を傷つける可能性があるので、爪を切ってから行いましょう。

数日続くしゃっくりは病気のサインかも

冒頭でも少し触れましたが、なかには病気が原因でしゃっくりが引き起こされている可能性もあります。しゃっくりにも種類があり、中枢性しゃっくり、末梢性しゃっくりの場合は注意が必要です。

・末梢性しゃっくり

中枢神経から伸びている末梢神経が刺激されることで出るしゃっくり。肺炎、腹膜炎、気管支喘息が原因の可能性も。

・中枢性しゃっくり

中枢神経が刺激されることで起こるしゃっくり。脳卒中や脳腫瘍を患っていたり、アルコール中毒の際に出ることがある。止まりにくいのが特徴。

何が原因でしゃっくりが起こっているかはわかりません。しゃっくりが何日も止まらない場合は、上述にあるような疾患が隠れている可能性があるので、内科に受診し相談しましょう。

しゃっくりが出たといって、すぐに止まれば過度に心配する必要はなさそう。とはいえ、なるべくならしゃっくりは出てほしくないですよね。頻繁にしゃっくりが出る人は、普段の生活を振り返り、しゃっくりが出やすくなる環境を変えてみてはいかがでしょうか。

(文・山本健太郎/考務店)