熟成されたベテラン、藤田寛之が4位の好位置で週末へ(撮影:米山聡明)

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<ダンロップフェニックス 2日目◇18日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 4アンダーの8位タイから出た藤田寛之は4バーディ・2ボギーの“69”でスコアを2つ伸ばし、トータル6アンダーの単独4位で予選ラウンドを終えた。目標とする最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場(優勝かカシオワールドオープン終了時の賞金ランク20位)へまた一歩前進。自身がプロデュースするワインの発売も25日(金)に控えているが、ビンテージワインばりに熟成された技も秋の陣でよみがえってきた。
藤田寛之“セレクト”!匠のワインが限定販売
 常に最善を求める47歳に、前向きな言葉が少しずつ聞かれるようになってきた。「ショットの調子は戻ってきている。林の中とかこのコースの打ってはいけないところには打っていないので良かった。自分なりに一喜一憂しながらやって、結果が出てきているのかな?それなりになってきているのでは」。
 この日は中盤に2つのボギーを叩いてスコアを落としたが、14番、15番で長いパットを決めて巻き返すと、17番もバーディとして海外招待選手と賞金ランク2位の歴代チャンピオンに食らいついた。
 ところで、自身プロデュースのワインは藤田の夢から生まれたもの。「自分の名前が入ったワインを出すのが夢だったんです。海外選手は結構やっていて、(契約の)本坊酒造の社長さんに話したら作ってくれて」。ラベルにはひと目で藤田とわかるハイフィニッシュのシルエット。赤ワイン好きの藤田自身が山梨のブドウ畑まで行って選んだメルロー種とカベルネソーヴィニヨン種を使った力強い味わいが特徴だという。
 だが、その味をより良いものとするためにも自身の結果も求めたいところ。「最終的にトップ10に入ることが大事。残り2試合を3試合(日本シリーズ)にすることができるか。ハードルが高いですけど、頑張らないといけない」。シーズン終了後に開けるワインが喜びの味でありますように…。
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