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DMG森精機(DMG MORI)は、2016年11月17日〜22日にかけて、東京ビッグサイトにて開催されている工作機械およびその関連機器などの見本市「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」において、さまざまな最新工作機械のデモを行っているほか、そうした工作機械を用いて作られた製品などの展示を行っている。

今回、同社ブースにて展示されている工作機械や関連機器は合計25台。その内の8台が世界初公開を含む新機種となっている。例えば新製品の1つであり、世界最高のソリューションベースマシンと銘打たれた「CMX 1100 V」は、Cフレーム鋳鉄製ベッドをベースに最大1000kgの積載質量に対応しているほか、標準で30本の工具を収納可能な工具マガジンも搭載しているという。

また、新製品ではないが、液晶モニタを搭載し、レーザー加工の様子をリアルタイムで確認することが可能な旋削/ミーリング加工とレーザ金属積層造形を融合した工作機械「LASERTEC 4300 3D」などもデモ展示されている。こちらは、内部の加工の様子をモニタ越しに観察することが可能であり、2台のカメラの角度を変えたり、ズーム機能を用いたりして、詳しい状況を見ることもできる。ちなみに、現在はあくまでモニタを搭載しただけ、というレベルではあるものの、今後、加工の様子を録画したりデータ化して蓄積したりすることで、予防保全などに発展できる可能性も考えられる技術となるかもしれないとのことである。

加えて、同社ブースでは工作機械を活用して作り出された加工品の展示なども行われている。例えば、208kgのアルミの塊から2.8kgの自転車フレームとして削り出したモデルなどは、多くの来場者の注目を集めていた。削り出しの一体成型のため、溶接やボルトでの固定もなく、軽量化と剛性の両立を実現したフレームとなる。価格は約56万円からとしているが、別途輸送費がかかるとのことであった。

(小林行雄)