17日、日本の大学入試センター試験に当たる韓国の大学修学能力試験が行われ、全国で4人の受験生が不正行為により試験場からの退出を命じられた。資料写真。

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2016年11月17日、日本の大学入試センター試験に当たる韓国の大学修学能力試験(修能)が行われ、全国で4人の受験生が不正行為により試験場からの退出を命じられた。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

釜山市教育庁によると、この日午前に行われた修能1教科目の国語試験中、浪人生Aさんの弁当を入れたかばんの中で、Aさんの母親の携帯電話の着信音が10秒ほど鳴り響いた。試験監督官は1教科目が終了した後、Aさんに今年度の修能は受験ができないとの内容を通告し帰宅させた。教育庁関係者は、「娘を試験場に送り出したお母さんが、一時弁当入れの中に自分の携帯電話を入れていたことをうっかり忘れてしまったようだ」と話している。

2教科目の数学試験では、高校生のBさんが、机上に置かれた試験問題のうち3問を試験開始前に解いたことが発覚し帰宅させられた。この他、やはり設問1項目を先に解いた受験生と、かばんの中にスマートフォンを入れて入室していた受験生の2人も不正行為を行ったと見なされ試験場を退出させられた。

修能会場には、スマートフォンをはじめデジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー、電子辞書、計算機、ラジオなどの電子機器の持ち込みは一切認められていない。

超学歴社会と言われる韓国では、年に1度の修能試験は受験生にとってその後の人生を決める一大事だ。この報道を受け、韓国のネットユーザーからはたくさんのコメントが寄せられている。

「このお母さんの心痛はいかばかりか。娘の人生をぶち壊したと自分を責めるはず」
「気の毒」
「しかも浪人生とは…」
「母親も娘もものすごく傷ついてつらいだろう。2人の仲が早く回復しますように」

「早朝に起きて娘のためにお弁当を作ってあげたのに…健忘症は問題だな」
「このくらい見逃してやってよ。馬に乗っただけで名門に入った女もいるんだから(国政介入疑惑で逮捕された朴槿恵〈パク・クネ〉大統領の親友の娘。梨花女子大に裏口入学した疑いでこのほど退学届を出した)」

「庶民の子への法の適用だけは厳格だね」
「お母さんは携帯が見つからなくて電話してみたのかも。そうだとしたら…ああ、お母さん」
「娘が家に帰ったらものすごい大げんかになりそう。頼むから極端な選択だけはしないでほしい」
「このお母さんはこの先の人生をどう生きるんだろう?」(翻訳・編集/吉金)