16日、国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が公開した韓国のデモ・集会の現実をまとめた映像が話題となっている。写真は12日にソウルで行われた朴大統領の退陣を求めるデモ。

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2016年11月16日、韓国・ソウル新聞によると、国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が公開した韓国のデモ・集会の現実をまとめた映像が話題となっている。

アムネスティ・インターナショナル韓国支部は11日、「107秒でまとめたデモ・集会の現実」と題する映像をYouTubeに公開した。映像にはアムネスティ・インターナショナルが5日に発表した政策報告書「国際人権基準から見た韓国の平和的集会の自由」の内容が盛り込まれている。

アムネスティ・インターナショナルは報告書で「韓国のデモ・集会の現実は国際人権法の基準に反する」とし、改善を求めた。具体的な例としては、未申告集会の主催と申告範囲逸脱行為に対する刑事処罰や特定の場所および時間帯の一括的な集会禁止、交通疎通を理由とした行進の制限・禁止などを挙げた。また、「集会および示威に関する法律」の集会解散条件が国際人権法基準の許容範囲を超えて過度に広範囲に及んでいる点や集会現場での「車壁」の使用、大規模な警官配備、集会解散時に放水銃を使う方式など、警察による集会管理の問題点を指摘した。

映像を公開したアムネスティ・インターナショナルは「韓国で平和的集会の自由は憲法で保障されているが、実際は過剰な申告手続き、突発的な緊急集会に関する規定の不備、広範囲に及ぶ制限の設定、政府の幅広い裁量権など、多くの点で国際人権法の基準を満たしていない」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「李明博(イ・ミョンバク前大統領)と朴槿恵(パク・クネ大統領)が韓国を北朝鮮と同レベルの国に作り上げてしまった」
「憲法と政府のシステムが国民のレベルについてこられずにいる不思議な国」
「これが民主主義国なの?大統領選びを間違えたために30年は後退してしまった」

「恥ずかしい思いをするのはいつも国民」
「韓国は権力=法律」
「集会は公権力が許可するものではなく、国民の権利だ」
「集会を許可してくれてよかった、ありがたいと思っていた自分が情けない」

「国連の潘事務総長はこんな韓国のためにどんな努力をしているのだろう?」
「朴大統領のせいで韓国は全世界の前で大恥をかいている」(翻訳・編集/堂本)