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Oculus RiftとHTC Viveユーザーがインターネットを通じて仮想空間にアバターで集合できるVRアプリが「Bigscreen」です。1つの部屋に4人まで入ることができ、それぞれが自分のPC画面を持ち込むことが可能。集まったフレンドと音声チャットやテキストチャットで会話したり、PCで再生した映画を部屋の中にある巨大スクリーンに投影して一緒に見たりなど、離れていてもまるでその場にいるようなコミュニケーションがとれる革新的なツールとなっています。その使い心地はどうなっているのか、無料の「Bigscreen Beta」を使ってみました。

Steam:Bigscreen Beta

http://store.steampowered.com/app/457550/?l=japanese

Bigscreen Beta | Oculus

https://www.oculus.com/experiences/rift/1018613041536358/

実際にBigscreenの仮想空間に入った時に、一人称(自分)視点だとどんな風に見えるのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。

VRユーザー同士で仮想空間に集合できる「Bigscreen Beta」の一人称視点 - YouTube

仮想空間に入った時に他人がどのように見えるのかは、三人称視点で撮影した以下のムービーに収めています。

VRユーザー同士で仮想空間に集合できる「Bigscreen Beta」の三人称視点 - YouTube

Bigscreen BetaはSteam版がHTC ViveとOculus Riftの両方、Oculus版がOculus Riftのみに対応しています。ソフトをインストールしたらユーザー名の入力を求められるので、好きなユーザー名を決めて「CONTINUE」をクリック。



するとメインメニューが開きます。この時点でVRヘッドセットの装着者は仮想空間の部屋におり、目の前に自分のPCのデスクトップが浮いている状態なので、ヘッドセットを外さずにマウスやキーボードでPCを操作可能。Bigscreenでは誰かが作成した公開ルームに参加したり、自分でプライベートルームを作ってフレンドを招待したりすることができます。



左端のタブ一覧の上から2番目のアイコンをクリックすると、自分のアバターを好きなように作り替えられます。



タブの上から3番目のアイコンから、自分の部屋の種類を変えることができます。



部屋っぽいところは「TVルーム」「リビングルーム」「シアタールーム」など、PCの映像をメインで楽しむような部屋が多いのですが、アバターは頭しかないにもかかわらず「ベッドルーム」まで用意されています。



「キャンプファイアー」では仮想空間でたき火を囲みながら映画を見たり話したりできるわけです。ほかにも宇宙空間や満月の野外などがあり、シチュエーションはさまざま。



タブ4番目のソファっぽいアイコンは、自分が座っている位置を変えられるというもの。ただしトラッキングが効くエリア内なら実際に歩き回ってもOKです。



カメラのアイコンは、Bigscreen Betaのウインドウの右側に映る映像の視点を変えることができます。



矢印のアイコンで仮想空間内に浮いている自分のウィンドウの位置を変更できます。



スライドバーのアイコンでは自分のウィンドウを曲面ディスプレイにしたり、サイズ・距離・輝度を変えたりして調整可能。



モニターのアイコンをクリックすると、自分のPCのデスクトップをどこに出力するか変更できます。デフォルトでは自分の目の前だけですが……



巨大モニターがある部屋なら、巨大モニターだけに自分の画面を投影できますPCで映画を再生すれば、その場にいるみんなで一緒に鑑賞できるわけです。



手前と巨大モニターとの両方を使うことも可能。例えば誰かが投影している画面を見ている時は手前のモニターはオフにしておき、メールチェックの時だけ出現させるというような使い方も想定できます。



まだまだVRヘッドセットが広く普及したとは言えない状況ですが、Bigscreen BetaはOculus RiftとHTC Viveのマルチプラットフォームに対応しているところがミソ。実際にマルチプレイヤーで知らない人の部屋にも入ってみましたが、話し声に合わせてアバターが動く様子などは、本当に目の前に誰かがいる感覚がありました。離れた場所からまるで同じ部屋にいるかのように交流できるため、友人と楽しい時間を過ごすだけでなく、仕事のミーティングなどでも活用できそうです。