Doctors Me(ドクターズミー)- 世界で2番目に眠らない日本人…睡眠不足が引き起こす7つの悪影響

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日本は世界の中でも睡眠時間が短く、睡眠不足や睡眠不足による体の悪影響が懸念されております。 みなさんが何気なくとっている睡眠はとても重要な役割を担っていますので、眠る時間を削ってしまったり、
不眠症になるとさまざまな不調があらわれてしまいます。 今回は「睡眠の大切さ」について、医師に解説をしていただきました。

世界で2番目に眠らない日本人

先進国の睡眠不足は世界的に問題となっておりますが、なかでも日本は韓国に次いで世界で2番目に睡眠時間が短く、日本が睡眠不足によって予測される経済損失額は3.5兆円にも上るそうです。 近年では30代、40代の不眠が増加しているともあり、改めて睡眠の重要性を認識する必要があると考えられます。

惰眠とは

なまけて眠っている状態のことを指す言葉で、かつて必要最低限以上に眠ることは「惰眠をむさぼる」などといわれ、活気のなさや怠けている証拠であるかのように言われていた時代がありました。 現在では睡眠は充電に極めて重要なもので、しっかり睡眠をとることは健康上非常に大切なことであることが分かっています。

睡眠不足による7つの影響


1:糖尿病

睡眠不足や睡眠の質の低下がインスリンの働きを低下させたり、後に述べる肥満を起こしやすくすることによって糖尿病の発生が増えるということもいわれています。

2:がんのリスク

睡眠が十分とれていないことで、がんのリスクが高まるという研究結果が出ています。

3:精神状態の不安定

睡眠不足は皆さんもご経験のある通り、落ち着かなくなったり疲労感が出たり、落ち込みやすくなることがあります。

4:成長の妨げ

就寝中に分泌される成長ホルモンが十分分泌されず、成長の妨げとなることがあります。

5:肥満

睡眠不足は食欲や代謝に関係するホルモンのバランスを乱し、太りやすくさせることが分かっています。

6:肌荒れ

睡眠不足によって就寝中に分泌されるべき成長ホルモンが分泌されず、肌が修復されないため肌荒れを起こすことがあります。

7:記憶力の低下

睡眠不足では特に子供などは海馬が発達せず、記憶力が育たないといわれています。

30代,40代に睡眠不足が増加している5つの理由


1:運動不足

精神的には疲れていても身体的な疲労がないとなかなか寝付けないことがあります。

2:スマートフォン

スマホやパソコンなどの普及により、夜遅くまで電子画面を見ていることで脳が覚醒してしまいます。

3:アルコール

付き合いなどでアルコールの摂取が増えると、体調を崩したり睡眠の質が低下したりします。

4:カフェイン

コーヒーや緑茶などを夕方以降もとる習慣が不眠を起こすこともあります。

5:ストレス

仕事でも責任ある立場に就くことが増え、ストレスが不眠の原因となる場合があります。

睡眠不足改善する3つの方法


1:時間帯別に適切な環境を整える

日中と寝る前、眠っている時間それぞれの時間帯に合わせて適切な環境を整えることによって体内時計を正常化させ、安定した睡眠が確保できます。

2:睡眠を改善する飲み物

リラックス効果のあるハーブティーや、あたたかい牛乳などは睡眠を改善してくれる効果があるといわれています。

3:睡眠導入アプリ

生理的な眠りの状態に合わせて、気持ちよく起きやすいタイミングで起こしてくれたり、睡眠を分析してくれるアプリも開発されておりますので、有効に活用したいです。

医師からのアドバイス

睡眠は健康の大きな基盤となるものです。十分気を使って、充実した睡眠を確保しましょう。 (監修:Doctors Me 医師)