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インテリジェンス ビジネスソリューションズは17日、主としてオフィスビルにおけるトイレの個室利用状況、および空き予測を表示するツール「Toilet IoT」をリリースし、自社内の個室トイレに設置したことを公開した。

「Toilet IoT」は、個室トイレ利用者の1回あたり利用時間の短縮、社員の健康促進、生産性向上を目的としたツール。本来なら業務に従事すべき時間を、個室トイレの待ち時間や空いている個室を探す時間に費やすことで起こる生産性の悪化、健康への被害などを解消するために開発された。

磁器開閉センサーを各扉に取り付けることで扉の開閉を感知し、利用状況を可視化。IoTに適したMicrosoft Azureを活用して、既存の機器やセンサー、中継サーバとの連携、膨大な量のデータを収集・分析し、必要な情報をユーザー画面に送信する。例えば、個室トイレごとに入室からの利用時間を計測し、「すぐ空く」「少し待つ」「だいぶ待つ」の空き予測を表示することができる。加えて、照明から電気を自給するソーラー発電式のセンサーを採用したことで、電池式のセンサーに比べ、低コストで導入、運用できるということだ。

このツールによって、ユーザー(同社社員)は実際にトイレに行かずとも、PCやスマートフォンからリアルタイムで更新されるトイレの利用状況や空き予測を確認できるため、混雑している箇所を回避して、空いている個室トイレを使用することができるようになったという。また、個室ごとの利用時間がユーザー画面に表示されるため、長時間利用者の意識改革にもつながり、滞在時間の短縮にもつながったとコメントしている。これ以外にも、各個室トイレの時間帯別・曜日別などの使用状況のデータを収集し、それを元に空き時間の誘導などを行うことで、トイレ利用の最適化も行えるという。

なお、「Toilet IoT」は、顧客への提供も予定している。トイレのほか、オフィス環境の改善という観点から、同ツールで利用したセンサーを会議室に設置することで、会議室を有効活用し、「予約はされているのに空いている」状態を回避することが可能となるソリューションも今後、開発予定となっている。