黒木メイサが男装の剣士・中沢琴に

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 女優の黒木メイサが11月17日、東京・渋谷のNHKで行われた、主演時代劇「花嵐の剣士 幕末を生きた女剣士・中澤琴」の試写会に出席し、共演の筒井道隆、宅間孝行とともに会見に臨んだ。

 本作は、激動の幕末から明治、大正、昭和を生きた実在の女剣士・中沢琴に関する史料や逸話をもとに完成させたオリジナルアクション時代劇。男装した剣士・中沢琴を演じた黒木は、激しいアクションや雄々しい演技に挑戦した。その一方で、琴がお茶屋に潜入する場面では美しい芸者姿も披露しているが、黒木は「全編通して男の人の服を着ていることが多かったので、芸者のシーンはものすごく恥ずかしくて。男の人が女装しているみたいな感じで、恥ずかしかったのが本音です」と照れ臭そうに振り返る。琴の兄・貞祗役の筒井も「男っぽい役なので、悪い意味じゃなく女性らしさが全然なかったというか。男の人と接してる気分になるくらい」と笑っていた。

 さらに、「最も苦労したアクションシーン」を問われた黒木は、「ワイヤーアクションがやっぱり1番大変でした。ワイヤーで飛びながら剣を(相手の剣に)当てるシーンがあったので。ワイヤーを下で男性が引っ張って(体を)上げてくれているので、タイミングが合わずにずれることがある。すごく高いところから飛んだりするので、タイミングが合わないと恐いので、何度か練習して克服しました」と告白した。

 また、琴が用いる「法神流」は実戦的な剣術であるため、「今まで色々なアクションを経験してきた方だと思っていたのですが、動きが全然違くて。相手との距離感とか、今まで経験したことのない動きが多かった。それを体に染み込ませて、アクションに気がとられないよう準備段階から意識していました」と役作りの苦労を明かした。

 アクション、男装と体を張った黒木。筒井は、現場での黒木の姿勢を「仕事に対して真しだなという感じを受けました」と称賛。「今後同じ役に挑戦する可能性」に話題が及ぶと、黒木は「体力的な部分だったり、中沢琴さんは調べられる資料もなくて大変だったのですが、今後さらに中沢琴さんをフィーチャーして作ることがあれば、どうしても気になってしまうと思う」と述べ、そのうえで「頑張ります」と胸を張った。

 「花嵐の剣士 幕末を生きた女剣士・中澤琴」は、NHK BSプレミアムで2017年1月14日午後9時から放送。