まだまだ柿が美味しい季節です。秋のフルーツの代表といってもよい柿ですが、とても栄養価が高く「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがあるほど。旬のフルーツである柿の栄養と嬉しい効能について紹介します。

柿の旬と種類

ハウスものだと8月の下旬くらいから店頭に並び始めますが、柿の旬は10月の中旬から11月。12月ころまで美味しく食べられるんですよ。一般的に売られている柿は甘柿である富有柿(ふゆうがき)が多く、果肉が柔らかめで渋みはなく甘いのが特徴。次いで渋柿の平核無柿(ひらたねなしがき)で、この柿はもともと種が無い品種。庄内柿やおけさ柿とも呼ばれ、渋を抜いてから出荷されます。果汁も豊富で果肉も硬すぎず柔らかすぎず、甘みも強い柿です。

柿にはこんな栄養が含まれている

柿に豊富に含まれているビタミンCは、なんとグレープフルーツの2倍! 柿1個で成人の1日のビタミンC推奨摂取量を上回るほどで、フルーツでもトップクラスの含有量を誇ります。オレンジ色の色素が持つβカロテンも豊富で、こちらはピーマンと同じくらい。このβカロテンの8割はβクリプトキサンチンといわれるもので、温州みかんに多く含まれている栄養素。ガン予防効果があるとされています。柿特有の成分にアルコールデヒドロゲナーゼという酵素があり、アルコールを分解する働きがあるので、二日酔いに効果があるんですよ。余分な塩分を排出する働きがあるカリウムも豊富でむくみに効果があります。

美しくなれる柿の効能

柿にはメラニンの生成を抑え、黒くなった皮膚を排出する働きがあるL-システインが含まれています。ターンオーバーを正常にしてくれるだけでなく、コラーゲン生成を助けシミを改善するビタミンCとの相乗効果で美白、美肌の効果があるんです。βカロテン(ビタミンA)は皮膚粘膜を健康に保ってくれる効果があるので、美肌にはもってこいの食材なんですね。水溶性の食物繊維であるペクチンも含んでいるため、便秘改善にも効果があります。

美味しくて美容効果の高い柿ですが、体を冷やすフルーツなので食べ過ぎるとお腹を壊したり、冷え性が悪化することも。風邪で熱があるときなどは、冷やす効果と免疫を高める効果があるのでおススメです。


writer:しゃけごはん